女ドルヲタがB.LEAGUEにはまってしまった

愛するって奥深い。バスケって奥深い。

5月30日 九位一体 田村芽実卒業スペシャル

 

こんにちは、さっちょんです。

 

普段はTwitterにて、現場での感想をいつも書き殴っていましたが、今回ばかりは足りないと、長文でしたためることにしました。わたしが一体、どんな立場で、どんな視点でめいめいを見て、今どんな気持ちでいるのか。忘れてしまう前にちゃんと言語化したい、というその一心です。長くなります。

 

そもそも私がめいめいの存在を知ったのは、2013年の冬~春にかけてのどこかです。某動画サイトの、冬ハロシャッフルガタメキラを見たときでした。

 

↓これ。当時ゆるーく娘。を応援していたわたし。現場もふくちゃんのZDAがたまたま奈良にきたから、中学の友達ときゃっきゃしながら行ったくらい。なんじゃこの子?ハロプロって他にもすごい子たくさんいるんだー。と思いました。

ちなみに当時鞘師推し。顔がどストライクでした。…だから実は、最初めいめいの子犬顔は、ぶっちゃけ好みではなかった。それが今や、5ヶ月前から会社に休みの申請出してまで卒コンいくようになるんだから、そのパフォーマンスの魅力たるや、ってところです。

 

そして、完全にスマヲタになったのはこれ↓

www.youtube.com

 

当時、私事ですが修論がにっちもさっちも行かなくなって、研究室恐怖症になってた頃。よくよく調べてみたら、なんかめいめい含め2期メンバーって強烈な状況にいるらしい。(お説教動画とか震えながら見た)それでも、わいわいリップの楽しそうな様子や、「昔がよかった なんて 言わせない」って歌い上げる様子に度肝抜かれた。

そしてもちろん、リーゼントめいめいの「毎日ハッピーに生きるかどうか 自分次第」。ここからわたしはめいめいを追いかけることになりました。

 

そこからは、関西からいけるときに、各ライブツアー数回、舞台も必ず1回は行けるように、くらいの頻度で現場に行き続けました。個別は毎回どこか一箇所。本当に幸せなことに、お絵かきはええか!?以降の毎シングル分1回ずつはめいめいに描いてもらえています。宝物です。

ブログのコメントは毎回なんてとんでもない。してないことのほうが多かった。読んですらないときだってあった。わたしは学生から社会人になって、結局自分の周りのことが一番大切だった。だから、めいめいのために日常を削ることはほぼなかった。715も仕事でいけなかった。526もいけなかった。今後悔がないといえばうそになるけど、仕方ない。

 

そして、4~5月。理解がある上司に代わったことをこれ幸いに、散々無理を言った。即売6回も行った。4日連続で行って、ある日には図らずも9人全員から同時に手を振ってもらえた。名古屋個別も行けた。群馬も行けた。ソロライブも行けた。そして、卒コンも行けた。幸せをたくさんもらえた。

 

そして、そろそろ本題。武道館。わたしはアリーナB4で見ていました。

始まる前から泣く気しかしていなかったけど、泣いた理由は思っていたものと違った。

 

わたしが最初に泣いたのは、次々続々で歌い踊る9人の姿があまりにも格好良かったから。

 

わたしが最初にスマイレージの単独イベントに行ったのは、大阪なんばであった個別握手に申し訳程度にくっつけられた、ヤッタルチャン大作戦のまとめ?のイベント。あの時めいめいが、「ちゃんと、皆で、47都道府県をまわるの!!ライブで!!」てなことを言っていたのをはっきり覚えているんですね。

でも、あれは単独ツアーが全然できなかった頃。確かニューシングルリリースの発表がそのときされたんだけど、ツアーじゃないのかー…って残念がってる人が周りにいたのを覚えています。そんな頃に、めいめいは他グループへの嫉妬を隠そうとせずに、47都道府県まわるって言い切った。その後どうなったかはご存知の通り。

底力のあるグループで、実力のあるグループだということは知っていたんだけど、まさかここまでのものを見せてくれると思わなかったし、そこまでのことをさせてもらえるグループになったことが嬉しくて。めいめいがあのとき、やる!って言ったことをじわっと思い出したのです。このグループは本当に信じられるグループなんだな、信じてよかったなっと。

そしてそこから続くのはドンデンガエシ。ドンデンガエシといえば、「普通とは違った所があるなら」のたけめいユニゾン。これでたけめい最後かって気持ちと、ドンデンガエシの歌詞も相まって、涙止まらない。だってこの子たちがここに立って歌ってるそれ自体が壮大なドンデンガエシですもん。そらしゃくりあげて泣くわ。

 

そのあとのアルバム曲コーナーはひったすら楽しかったです。最後なんだから楽しまなきゃ損損。 唯一残念だったのは、新日本のすすめがショートverだったことかな。たけめい武道館に君臨してほしかった。ま、ショートの理由はあとからわかったのでしゃーないです。

 

そして、BBQ動画からの…シューティングスター~天真爛漫。ほんと最後に天真爛漫聴けて良かった。あの曲の世界観は、34期に受け継いでほしい世界観。6スマの時代は不遇でどん底でって言われるけどそんな悪いことばかりじゃなかったですよね。確かにお客さん少ないこともたくさんあったけど、でもステージに立つ彼女たちは、キラキラした曲をキラキラしながら歌っていました。無邪気に、いつも元気を与えてくれました。だから、追いかけたし、ツアーが決まったときにオタも一緒に喜んだり、改名や増員のときに一緒に泣いたり悩んだり。アイドルとして魅力的な彼女たちがそこにいなければ、こんなストーリーをもつグループになってないです。間違いなく、その魅力の一部は楽曲にあった。

と書くとスマ曲だアンジュ曲だに聞こえてしまうかもしれませんが、純粋に言いたいのはひとつだけ。めいめいと顔を合わせながらスマ曲を歌う34期はとんでもなく可愛かったです。その可愛さは、きっと今だから出せるもの!グループの魅力を最も出せるように、幅のある曲をたくさん歌ってほしいなと思います。まさに天真爛漫な彼女たちが歌うその曲は、幸せに溢れてました。

 

次の曲は、前奏を聞いた瞬間に固まりました。

スマイルファンタジー。

スマイレージが大好きで、あの劇場に集った人であれば、必ず強い思い入れをもっているであろう曲。

 

実は 28日にあったソロイベで、めい自身がこんなことを言っていました。リリウムの劇中歌である「もう泣かないと決めた」を歌ったときのこと。

「もう泣かないと決めた、を歌ってほしいとたくさんのファンの人に言われた。でも、ミュージカルの曲は劇中のものなので、絶対に歌わないと思っていた。でも、もう歌う機会もなくなるし、歌ってほしいと言われたし、今だと思って歌った」

このめいの信念からすると、スマイルファンタジーも歌わないと決めていた曲のはずです。それでも、この卒コンという、仲間たちと最後に歌える場所でこの曲を選んだこと。そこには強い【感謝】の意志があるとしか思えません。

スマイルファンタジーには、こんな歌詞があります。

 

一緒に遊んだり 一緒にお仕事したり 一緒に楽しいこと悔しいこと分かち合ったり
すべての確率はファンタジー
宇宙がどれぐらい前からはじまってこのあとどれぐらい続くのかわからないけど
せめて今だけは大切な人たちと愛で繋がろう

そして最後は笑顔でサヨウナラ

 

 

隣にいるあなたに 目の前にいるあなたに

今はここにはいないけどどこかであたしたちのことを想ってくれているあなたにも
たったひとつの言葉を伝えたい 心を込めて

「出会ってくれてありがとう…ありがとう…」

 

めいがこの曲を、元スマイレージの5人と歌ったこと。

アンジュルムになった今、昔の、しかもミュージカルの曲をもってくること。

反対もきっとあったでしょう。それでも、めいはこの曲を、このメンバーで、この場所で歌いたかったのだろうと思います。

それは、仲間に対しても、ファンに対しても、いやむしろ、彼女に関わってきた全ての人に対して伝えたいメッセージが、この曲に込められていたからなんだと推測します。

 

「出会ってくれて、ありがとう」

このメッセージをまっすぐ伝えるには、この曲を歌うしかなかったんでしょう。

 

そして交差点へと続きます。

ちょっとスマイルファンタジーについて考えていたら胸がいっぱいになって仕方ないので、いったん切ります。つづく。

トピック「田村芽実」について