女ドルヲタがB.LEAGUEにはまってしまった

愛するって奥深い。バスケって奥深い。

5月30日 九位一体 田村芽実卒業スペシャル ②

前回の記事より続きます。

 

ひとつ、前半戦で飛ばしていました。プリーズミニスカポストウーマン、とんでもない演出でしたね。約5年近く前のMVと現在のライブ映像を合わせるだなんて、、、

でもゆうかりん時代をリアルタイムで知らない私。感慨深さはあるものの、いやもちろん泣いたんですけども、この曲の泣きポイントはそこじゃなかった。

 

最後の「物語は続く」の歌割がむろたんだった。

 

そこまで初期2期でほぼ歌割を回していたところに、最後の3期メンバーむろたん。ああ、物語はこうやって続いていくんだ・・・。

最後の挨拶で、むろたんはめいを受け継ぎたいと言っていました。いいぞもっとやれ。むろたん、必死で立ち位置を探しているんだろうなって分かるから、もっともっともがいてほしい。スマ2期オーデの勝者と敗者っていう劣等感もきっとあったであろうスタートから、むろたんが今これだけやってることはすごいなって思う。

 

交差点。どこかで必ずセトリに入るとはわかっていたけれど、スマファンで涙が出尽くした後のこれでした。気持ちが追い付かなくて大変でした。

でも、気持ちが追い付かなかったのは演者側もだったようで、アンジュルムにしては珍しく、涙のせいでほとんどの人が歌えなくなっていた。ユニゾンがぼろぼろだった。

ねぇ、でも、気づきましたか?そんな中あのかななんの歌声が最も響き渡っていたことに。

 

かななんは、武道館直前のインタビューで以下のように語っていました。

 

 泣いちゃうかもしれないんですけど、最後に一緒に歌えるのが日本武道館じゃないですか?なかなかできる場所ではないので、だから泣いて、ぼろぼろで歌えなくなるってのはイヤで。やっぱ、今までめいめいに歌とかダンスとか教わってきた分、ちゃんとした姿を見せたいと思うので、私は泣きたくないなって思います。

アンジュルム田村芽実の卒業を「笑顔で送り出したい」 - ネタりか

 彼女は、有言実行したんです。挨拶のときも、トークのときも全く泣かず。でも、唯一めいの肩に顔を埋めるようにして泣いていたのが、交差点の最後にセンターステージのめいに駆け寄った時。顔を見て歌っても、他の皆が泣いている時でも笑顔を崩さなかったかななんが最も激しく泣いていたのが、めいと肩を並べたときでした。

本当に、この二人はいろんなことを一緒に経験してきたんだと思います。チーム強者、永遠なれ。

 

そしてここからの、恋ならとっくに始まってる。めいのセリフの気合いの入り方が尋常じゃなかった。なるほどだからここで交差点か!繋がりに非常に納得がいきました。でも感情は追いつかず、それでもコールと振りコピは体に染みついてるので本能的にできました。やっぱり、たくさんリリースイベント行くと染みつき方が違いますね。皆、新曲を早く覚えたかったらたくさんリリースイベントに毎日通うのが一番だよ!通おう!

 

あとはもう怒涛のメドレー。飛ぶは叫ぶわ踊るわ全力です。もう十分泣いたから楽しまなあかんと決めました。りかこジャンプ本気でとんだ。

 

そして本編最後。とm・・あれぇ。スキちゃん??となりました。ツアーと、友よとスキちゃんの順番入れ替えですね。ちょっとびっくりしましたが、それでもあのドラムが流れたら反射的に腕を上にあげる、スマヲタの習性。

めいめいスキちゃんが今まで聞いた中で一番大きくて、思わず泣きそうになりました。

 

わたし結構、合間合間で客席を見渡してました。始まる前から、めいめいのためにこれだけの人が集まったんだ、と思って涙が出そうになりました。大好きで、惚れ込んで、愛しくて、尊敬してて、言葉になんか表せない、たくさんの感情を抱かせてくれたあの子が、これだけ素敵な景色を見ながら卒業していく。

推しの卒業は初めてで、未知の世界でした。今、寂しくて仕方ないし、まだ武道館に魂置いてきた感じがしています。でもあの時あの場所には、たくさんの愛がと幸せがあって、ただ素敵という言葉しか当てはまらない世界があった。この景色を作り上げたのは、田村芽実その人の魅力と不断の努力があったからなんだなあと改めて。

わたしは、めいめーいという叫びにあふれる紫一面の世界を見て、本当に田村芽実推しで良かったと思いました。

 

そして、そんな中再登場のめい。静かに流れるオルゴール。「自転車チリリン」

まずあの衣装は最高だった。あの路線でくるとは思いつかなかったけど、一番めいに合う衣装を最後の最後にもってきやがってこのやろうありがとう!ってなりました。

歌はまさしく劇場でした。ただ歌うじゃなくて、表情のつけ方がまさにめいめい。楽しい顔、しょんぼりした顔、凛とした顔。一曲の中にこれだけ詰め込むところが、表現力の人だっためいの本領発揮といったところです。

 

たださ、最後のあの演出。歌ってるめいをメンバーが後ろから見守ってるとか反則だよ。後ろにいることに気づいためいが、一気に笑顔になって皆のところに走っていくなんて。笑顔で皆が迎えるだなんて。

あの演出を見て、確信しました。道は離れてしまうけれど、あの子たちはきっと永遠に仲間なんだろうなって。いつでもめいが笑顔になれる場所は、あの子たちの中にあるんだろうなって。

 

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言葉にしたらまた泣けてきました・・・。あの演出のせいでわたしは、アンジュルムの中にいるめいめいをロスってます・・・つらい・・・。

 

そしてめいからのお手紙朗読。ただただ、美しかった。17歳の文章とは思えない美しさ。

 

 

みんな個性がバラバラでキャラクターも違うけど、私が思うこのメンバーのみんなにひとつだけ共通するところは、根っこの部分がとても暖かいところです。

これからどんなことがあっても、みなさんの暖かく優しい根っこをますます張り巡らし、強く大きな幹となって、ユニークで色とりどりな大輪の花を咲かせ続けてください。
私も明日から、小さな芽を大切に育て、いつしか大きな大きな木となり実りを遂げたいです。

 

 今、この場で、時間はかかっても、必ず大きく深みのある人間になってステージに戻ってくる。と、みなさんと約束させてください。

 

この言葉の使い方ひとつひとつも、大好きでした。たくさんたくさん考えて、時には難しく考えすぎちゃってるなって思うこともあったけど、でもそんな、真摯に言葉を紡いでいくめいめいの姿が大好きでした。

 

各メンバーのコメントについて。

かみこ、貴女の涙は本当に美しい。自分も初武道館でのパフォーマンスだったのに、何も言及しなかったですね。この子のパフォーマンスがあるからアンジュルムはまだまだ上にいけると思わせてくれる子ですね。可愛いし、格好よい。

 

りかこ、いつも通り笑わせてくれてありがとう(笑)あんなに美人な子が、顔をくっしゃくしゃにして、強くなるって我慢してること。もうたまらなく愛しいです。わたしは今回のツアーで、3期の中ではりかこに対して一番成長を感じました。もっと歌割増やせる。りかこのポテンシャルはまだまだこんなもんじゃない。

 

あいあい、一言一言、しっかり喋っていた印象です。既に巷に溢れるインタビューで、めいがあいあいの成長にかけてた情熱が伝わってしまっていて。それって結構、あいあいからしたらプレッシャーになるんじゃないかなと思っていました。でも、本当に彼女は自分の世界観をもってアンジュルムのパフォーマンスに深みをもたらしてくれている。めいから伝えられたことを受け継いで、更に伝えていく。それを自分の役割と公言しているあいあいには感謝しかありません。

 

むろたん、受け継ぐって言っちゃいましたね。言っちゃったからには、どんどんやってください。むろたんには期待しかしていないです。どんどん歌割とってください。どんどんかき回してください。まほめいの子弟関係もいいですが、むろめいももっと前に出していくべきだとずっと思っていたので、あの発言嬉しかったなぁ。

 

りなぷー、あの場で、実は尊敬してたってぱっと言えちゃう貴女が好きです。こういう大きな場でのりなぷーの挨拶が、実はとても素晴らしいということ。もうファンならだれもが知ってることかと思います。いつまでもアメリカが4人でいたことを忘れないでください、って、本当に泣ける一言だし、絶対忘れたくないって思ってる2期オタからしたら、女神の一言だった。ずっとアメリカのこと、好きでいて良いって許してもらえた気がしたから。ありがとうりなぷー。

 

たけちゃん、これは長くなるので別記事で(笑) 次はたけめいまとめ記事書きます。最後に特大爆弾落とされて、たけめい至上主義おたくとして脳内お祭り騒ぎでした。

 

かななん、同期で年下のめいめいに対して、いつも前を歩いていた、って素直に言える貴女が素敵です。いつも謙虚で、でもやっぱり自信がないから認めてほしくて泣いちゃったり、そんな様子が昔は結構ありましたね。でもサブリーダーになってからどんどん逞しくなってきて、まろがいなくなった後は良いバランサーとしてトークでも存在感を発揮して。やっぱり彼女の持ち味は溢れ出る素直さと、感情をまっすぐ伝えられる人なつっこさ。どれだけ大人になっても、なくさないでほしいなって思います。

 

あやちょ、今のアンジュルムに自信しかない、というその言葉にどれだけファンが引っ張られているか、分かって言ってるのかしらんと思います。あやちょリーダーだから、これだけの空間を作れたということ、ファンはもちろん、メンバーもスタッフもそう思ってるんだろうなって、そう思わせるだけの説得力が彼女の存在にはあります。そう、存在に説得力がある。そんなアイドルなかなかいないですよ。そして、大好きなめいめいの卒業であっても、まっすぐ未来を見据えて言葉を発するその姿勢には尊敬しか覚えません。

 

そして最後は、皆大好き「友よ」。もう涙なんていらない。全力で楽しめ!と言わんばかりのパフォーマンス。

この曲をわざわざ最後にしためいの意図はなんだったんだろう、と考えると、やっぱり歌詞のメッセージ性を重視したかったからかなと思います。ありがとうが溢れたセトリだった。

アイドルを応援することに、私は見返りを求めるべきではないと思っている。ただ、大好きだから応援する。もちろんお金を使えば接触やらなんやらあるけれど、それは結局売り物以上でも以下でもない。

だから、私含めて、全世界のめいヲタは本当に幸せ者だと思う。これだけ愛して大好きで、応援し続けてきた彼女から、こちらが与えた以上の大きな愛をもらえた。愛をもらえたと信じるに足るものを最後の最後に与えてもらえた。

何回でも言うけれど、田村芽実を推していて良かった。彼女と出会えて良かった。

 

そして、「ありがとう」と「大好き」というシンプルな言葉を残して、彼女は去っていきました。

結構オタ友さんと、「感情が高まりすぎたら好きとか可愛いとか愛してるとか、語彙力がなくなるよね」って話をすることがあって。それってまぁ語彙力っていうか、結局本当に大切なことって、シンプルな言葉でしか表せないし、伝わらないのかなって思いました。だから、最後に彼女が残した言葉がとてもまっすぐだったことにわたしはとても感動した。未練を残さず、潔くステージから降りていく姿も格好良かった。

 

 

、、、シンプルな言葉でしか表せないって言いながら、すごく長くなってますね(笑)

たくさん、たくさん、いろんなことを思って、考えたコンサートだったからこそだということで、許してください。

 

 

 

めいめい、卒業、おめでとう。

今まで、本当にありがとう。貴女の存在にずっと支えられていました。

待ってるよ。

 

トピック「田村芽実」について