女ドルヲタがB.LEAGUEにはまってしまった

愛するって奥深い。バスケって奥深い。

アイドルヲタクがB.LEAGUEにはまりました。

ドルヲタ(ハロヲタ)の皆様、お久しぶりです。

バスケ好きの皆様、初めまして。

さっちょんです。

 

このブログは、

大好きなアイドルが卒業して、喪失感に囚われていた社会人♀が、

国内バスケリーグのB.LEAGUEに魂持ってかれて、気持ちが昂って、勢いでその出会いと楽しみを書き起こした備忘録的な文章になります。

バスケ素人、何にも興味なかった私がどうしてこんなにはまったのかを自己分析してます。自分語りのブログにはなりますが、自分の気持ちの動きを整理して、何でこんなにはまったのか考えてみるという試みです。自己満足の拙い文ですが、よかったら読んでいってください。

(こういうはまった系ブログ、アイドルヲタク界隈で結構見るので、自分もやってみたかったんです…!)

 

 

 

全部で以下の4パートに分けようと思ってます。④までいくのがドルヲタ的重要ポイントです。笑

B.LEAGUEにはまったいきさつ→この記事

②私の思うバスケの魅力→まだ

③私の思う選手の魅力→

  女ドルヲタ視点のB.LEAGUEの魅力 ~選手編~ - SMmekoの日記

④私の思うチアさんの魅力→まだ

 

まず、私の属性を話しておきます。

推しを崇拝して貢ぐ系アイドルヲタクです。

崇拝してたのは田村芽実さん。去年の5月に、ハロプロのアイドルグループ「アンジュルム(元スマイレージ)」を卒業して、現在は舞台女優として本田美奈子.さん役で主演舞台をやったりしています。11月には明治座にも出ます。

尊敬できる子を見つけたら、一直線。芽実ちゃんが卒業した後、同じくらい好きになれる子が見つからなくてハロから離れちゃいました。つい比べちゃうんですよね。

 
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こないだテレビ出てたときの写真。不動の推しです。可愛いと思ったら調べてね!

 

 

そんな私が最初にバスケを観に行ったのは3年前?頃。ハンナリーズアリーナの近くに住んでいたので、バスケ経験者の旦那に誘われて、京都ハンナリーズを見に行きました。

 初めて近くで見るバスケの迫力に驚き、楽しんだものの、リピーターになることはなく。芽実ちゃん追うだけで手一杯だったので。ぶっちゃけ試合結果も覚えてないくらい…。でも選手は、綿貫コッツァを覚えて帰りました!中身がよくわからなかったので、人だけ覚えて帰るという感じでした。

 

次に行ったのはそれから一年後。bj最終年。

これを見に行ったきっかけは、京都のご当地アイドルミライスカートが来るから!!

Twitterでミラスカが来ると知って、1回見てみたかった!いくー!と旦那を引っ張って観戦へ。

一応写真も残ってました。

 


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一体何がきっかけになるかわからないものです。

今となっては四人のミラスカに泣ける。(現在1人です)

 

試合も相変わらず楽しく見てましたが、当日綿貫が移籍したことを知ってしょんぼりし、コッツァーでかいなあとぼけーっと見てました。

 

この後には東京オリンピックもありました。女子バスケが強いことと、吉田渡嘉敷をたまたま知っていて、二人ともたまらなくイケメンだったので(←これが出てくるのが女子アイドルヲタク)もちろん早起きして見てました。

吉田のブザービートはしびれた。悔しかった。

ちなみにハロヲタの方、渡嘉敷はご存知、舞美ちゃん℃-uteのリーダー)と同じ野球チームにいた方ですよ。渡嘉敷いなかったら舞美ちゃんはアイドルしてなかったかもしれないという、ハロプロの歴史に多大な影響を与えた方です。。。!

 

そんな私の転機は、やっぱりBリーグになったということ。テレビ中継の力です。

アルバルク東京vs琉球ゴールデンキングスを見ました。大勢人が入ったアリーナに、琉球の大応援団。元々バスケを見に行った経験があったところに、楽しそうな試合をテレビで見せられて、沸き立ったことを覚えています。あれはアドレナリン出るわ。

そして、たまたま仕事の異動先に、滋賀レイクスターズに本気な方がいました。バスケ、見に行ったことあるんですよーと言ったら最後。毎週Bリーグの話をする習慣がつくことになりました。更にはお客さんにもバスケの話を振られるようになり、自分からもバスケについて調べるようになりました。

 

そして、ついにスポナビに加入しました。してしまいました。

スポナビって、麻薬なんですBリーグの試合(B3を除いてですが)全部観れるんです。試合のハイライトも見れるんです。B-weekっていう毎週配信の特集番組まであるんです。

ハロプロで例えるなら、月額500円(昨年、特別料金)払うだけで、全グループのライブ全編と、注目ポイントだけをまとめたハイライトと、ハロステが見放題なんですよ!!!なんならライブはリアルタイム中継も見逃し配信も両方あるんですよ!

ハンナリーズ、レイクスという身近なチームだけでなく、対戦相手のチームや遠く離れた強いチームまで、どんどん面白い試合が見られる環境になったんです。これはスポナビのおかげです。

スポーツ観戦好きな方からしたら当たり前かもしれませんが、現場に行かないと見れないものだらけなアイドルヲタク的には、このスポナビは衝撃でした。お買い得すぎた。そして知識がどんどん増えていった。好きな選手も増えていった。

この頃は芽実ちゃんが卒業して、活動休止中だったので、バスケにかける時間もあったのです。まさに隙間に入り込んできた感じ。

 

月に1、2回、ハンナリーズアリーナかウカルちゃんアリーナ(滋賀レイクスターズのホームアリーナ)に通いつつ、スポナビで情報を追いかける日々。それが、私のB.LEAGUE初年度でした。

そして、私は本当に昨年ラッキーでした。現場で見られた試合で、本当に熱い試合が何試合かあったのです。

 

①11月6日(日) ハンナリーズvs名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

ハンナリーズ、まさかのビッグマン全員退場、190センチ以上不在で残り1分半。

圧倒的なミスマッチ(身長差)の中で、延長戦を勝ち切ったとんでもない試合でした。

ブーイングのとき、会場が揺れてました。試合もですが、ブースターもすごかった。

 

②12月18日(日) ハンナリーズvs栃木ブレックス

田臥のいる、Bリーグ初代王者に対して、最終クオーターになんと26点差を逆転する大勝利。ジャイアントキリング

ゴール裏で見てました。熊谷のアリウープ(パスもらってそのままダンクするすげーやつ)間近で見て、これだけで元とったって言ってたんですが、そんなもんじゃなかった。

1階の熱心なブースターさん、軒並み泣いてらっしゃったのが印象的。

 

③レイクス残留争い。最後の6連勝。

Bリーグには昇格・降格争いがあります。JリーグのJ1J2をイメージしてください。

昨年レイクスは、11月~2月にかけて11連敗を喫して、ぶっちゃけ降格間違いないんちゃうかという状況でした。覚悟してました。

それが、最後の最後。劇的な6連勝で残留を決めるのです。そのうち3試合(名古屋戦×2と大阪戦)を現場で見ました。すごい熱気と、勢いでした。

去年のレイクス、シーズン通して21勝なんですが、そのうち6勝を最後の1か月足らずで収めてます。8か月弱のシーズンなんですけど・・・。

これはもう、不遇の時代から一途に応援してきたアイドルが、やっと結果を出し、人気が出てきたようなもの!成長を見続けたい!というヲタク冥利につきる展開でした。スマイレージ2期みたいな感じです、たぶん。笑

 

そんなこんなで、バスケの楽しさにどんどんはまりこんでいった私。それでも、観戦するだけ、身近な人と盛り上がっていて満足、だったのが、なんでこんなブログを書いたのか。

 

B.LEAGUEが沼になってしまった決定的な出来事は、やっぱり接触でした。

ああ、ヲタク、抜け出せない。

 

大前提として、私、アイドルヲタクなので、崇拝する対象と接触(握手のこと)をしたり、直接言葉を交わすことには、絶対に対価が必要だと思っておりまして。

ハロプロだと、8秒話すのに1000円ちょっとかかります。ええ、個別握手です。

だから、バスケの出待ち文化とか結構驚きでした。皆さん結構喋ったり、写真とったりしてるように見えるんですよね。ハロヲタ的には、その対価は諭吉だ。

あと、ベンチ近くの席の人が選手入場のときにハイタッチしてるとかも。あれやるなら、1000円札握らせなあかんで。みたいな。

ちなみに最前列やったら、試合後にハイタッチまであるんやで!プレゼント直接渡せるんやで!剥がしもおらへんで!少し長く喋っても、投げ飛ばされないて!ありえへん!

(…若干ハロヲタ的価値観を誇張しました。すいません。アイドルとの握手もいいもんですよ。笑)

 

・・・そう、総じて信じられないレベルで、選手とブースターの距離が近い。

道端で好きなアイドルに出会っても、声をかけないのが本当のアイドルヲタクなのではないか、という論調もあるドルヲタ界隈の人間からすると、まじ信じらんねぇな常識がそこにはありました。(出来立てのリーグなので、今後変わっていくかもですが)

ハロプロは、握手して、2ショットのチェキとったら諭吉がとんでいく世界だったので、現場でぽんぽん選手に触れられる状況が、いやー、カルチャーショックでした。

 

じゃあ接触したいか?いや、でも、やっぱり私は、選手は遠くから眺めてたいし、それでいいや。諭吉何枚も飛ばしたいわけじゃないし、慎ましくいよう。

…と思ってたら、オフシーズン中、本当にたまたま、色々な偶然が重なり、

対価払ってないのに選手と握手をする機会ができていしまいました。

レイクスのキャプテン、狩野選手。

今年、彼がどんなプレーをするかでレイクスが左右されるだろうなと思っていて、絶対に応援しようと決めていた選手。 
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(写真はレイクスの公式facebookよりお借りしました)

 

 

「頑張ってください!」と言っただけです。

「ありがとうございます」と笑顔で返してもらっただけです。

 

それだけで察してしまいました。

あかん、これ沼やった。

芽実ちゃんとの初めての握手が、よぎった。

あの時も沼にはまった予感があった。一緒や。

これは推さなあかん。

なんなら銀行口座に直接いくらか振り込みたい(ドルヲタ的愛の言葉)

冷静に考えると成人男性に使う言葉ではないか。笑

 

といういきさつなんです。あ、石投げないで!ドルヲタめって言わないで!

詳しくはまた、選手の魅力の項で書きたいんですけど、実際近づいてみてわかりました。

選手とブースターの距離の近さは、武器だ。

なんとなく好きで、ライトなファンを沼に引き込む(=熱心なファンにする)ために、選手との距離が近いことってすごく有効。昨日はハンナリーズの選手が烏丸でビラ配りをしていたようですが、それも事前予告をしてやっているようです。

選手が直接対応することで、すっこーんと応援に気合いが入るって、あるんだなぁと身を持って実感しました。

っていうか、そりゃそうか。ドルヲタに限らず、推しのために生きている人がこの世界にはたくさんいるんだから、推しを作る仕掛けを用意すりゃ、いいんだ。推したくなるチームや、選手がいればいいんだ。

あくまで私見なのですが、スポーツ観戦とアイドルの応援って近い。両方とも、チームorグループに自分の気持ちをのせて、その成長に一喜一憂して、愛する。推す。

興味もなかったのに、なんでバスケが好きになったんんだろう、と思っていたのですが、「何かを愛して、何かを推す」という、「何か」が、私の中でアイドルからバスケに変わっただけかもしれない。そして、B.LEAGUEは愛される準備ができている。関係者皆が努力して、愛される準備をしている。そんなことを漠然と考えています。

だから、B.LEAGUEの潜在顧客(沼にはまる人を)は、「何かを推す」ということに慣れた全ての人なんだろうな。

 

ということで、そろそろまとめます。

私がB.LEAGUEを知ったきっかけは

①近しい人  ②メディア

でした。

私がB.LEAGUEを推すようになったきっかけは

①面白い試合  ②スポナビ  ③選手の魅力

でした。

そして、私が継続してB.LEAGUEを見続けられているのはメディア(=スポナビTwitterなど)があるからです。

この項目、ハロプロにはまったときと大変似ています。エンタメはやっぱりスポーツであれ芸能であれ似てますね。

 

ということで、この記事はここまでにして、次回から私が魅力を感じているポイントについて、掘り下げてみようと思います。

たぶん、つづく。