女ドルヲタがB.LEAGUEにはまってしまった

愛するって奥深い。バスケって奥深い。

女ドルヲタ視点のB.LEAGUEの魅力 ~選手編~

こんにちは。B.LEAGUEに魂持ってかれた系ヲタクのさっちょんです。

前回のブログ(アイドルヲタクがB.LEAGUEにはまりました。 - SMmekoの日記)の続きになります。

 

前回のブログで色々コメントや引用RTをいただきました。その中で、「やっぱり選手との近さでハマるよね」という共感を結構いただきました。私としては、選手と触れあえたからハマるなんて、バスケ自体の面白さを追及せんかい!!みたいな硬派な人に怒られるんちゃうかとビクビクしてたので、安心しました。安心しちゃったのでそのままのヲタクテンションで突き進みます。ドルヲタの真骨頂。選手編。推しについて語るのは、ドルヲタ時代からの日常の営みですので、任せてください。

 

ここからは、アイドルヲタク(♀)の視点でバスケ選手の魅力を語ります。ご了承のうえ、お読みくださいませ。

 

 

 

私が思うバスケ選手の魅力とは、月並みなんですけどやっぱり一つのことに打ち込んでいる人はカッコイイという点です。そして、勝ち負けという結果に対する責任を背負って、コートに立っている。とんでもないプレッシャーの中で、結果を出している、そのために努力している姿はやっぱりカッコイイと思うのです。大好きな選手が試合を決めた時は、自分も頑張ろうって思えますしね。これぞ推し

 

ただ、そんな選手はどのスポーツにもいるし、アイドルだって根本は一緒。私が特にB.LEAGUE沼にはまったきっかけは、その規模に似合わないほどの選手との距離の近さ。今、B.LEAGUEのチームは公式SNSに力を入れており、かつ選手は大半がTwitterinstagramをやってます。選手の生の声や、選手同士のやりとりが、結構な頻度でしかもダイレクトに届いてくるのです。ハロプロはアイドル本人のSNS利用を最小限にしてますからね…うらやましい…。

 

あと、ドルヲタ(ハロヲタ)的に今とっっってもありがたいことがあるんです。B.LEAGUEの試合会場って、写真撮り放題なんです。(ただしフラッシュは×)更には動画も、15秒以内なら個人利用、SNSのUPしても良いんです。ハロプロでいうなら、ライブ中の動画写真UP可能ってことですよ。)試合に行けない週末も、選手の写真や動画、ナイスプレーや選手同士の戯れ、選手とマスコットの戯れなんかもSNSで流れてくるんですよ。

 

 なので、アイドルでたとえると、、、

友達に誘われて、ライブに行きました。ちょっと可愛いなと思う子がいました。調べてみたら、公式の写真、動画以外にも、ファンがとったかっこいい写真、可愛い写真、オフショット、見逃せない瞬間を切り取った素敵な動画まで流れてくる。

こんなことがありえるんです。

 

一度興味で覗いてみて、ちょっと調べてみたら、そこには沼が広がっていたパターン。これはハマる。ハメられる。

 

最近、どうやったらB.LEAGUEを好きになる人が増えるのかって話が多いですが、写真・動画UP可能って本当に大きいと思います。私をここまでハメてくださったのは、写真や動画をUPされている現場のみなさんです。その節は本当にありがとうございました。今後はこのブログで、ハメる側に回ろうという魂胆です。笑

 

ちなみに、最初は知ってる選手なんて数人だった私でしたが、今はいっぱい好きな選手がいます。これ、バスケというか、スポーツの特性だと思う。推しが増えまくる。

だって、毎回必ず対戦相手がいるんです。で、日本トップのプロリーグなので、そりゃ相手チームにも良い選手はいるんです。あああ、こいつ憎たらしいほど良い活躍する…!と思って次に別の試合や日本代表で見るときはちゃっかり応援してるっていう。そんなことがしょっちゅうです。アイドルでいうと対バン相手に可愛い子見つけちゃう状態です。わかってくれますよね?ね?浮気しちゃうよね??

ちなみに昨年のmy best こいつ憎たらしいは三河の金丸でした。何であんなにタフショット入るの。好き。

ということで各チームに好きな選手はいるのですが、今回は最も身近で現場観戦しているハンナリーズとレイクスの推し選手をご紹介してみようと思います!

 

①狩野 祐介 (かりの ゆうすけ)選手

 

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レイクスfacebookより。

前回のブログでも書きました。今の一推し選手です。ポジションはSG(シューティングガード) 試合を決めるシュート、得点を入れることが最も大切とされるポジションの選手です。

滋賀に来たのは昨年から。正直最初は存在すら認識してないくらいの選手でした。だって基本マブンガがボール持ってたしな。

それが、ふと気になり出したのは、いつだっただろう。彼が、選手交替でコートから出るときに一礼してたのが目にとまったんですよね。これは完全に偏見ですが、バスケしてる人ってやんちゃでヤンキーなイメージがありまして。必ずコートに一礼してるその姿が、意外で、何か印象に残っているのです。

そして、怒濤のシーズン後半で、じわじわと存在感を示していく。特に最後のホームゲームで、なんと二日連続延長戦にもつれこんだ名古屋戦、勝負を決めるスリーポイントシュートを入れたり、シーズン最終戦のvs三河でもいいところでスリーを決めてます。昨季の終盤は、狩野のスリーが入れば、滋賀の流れになるという、雰囲気を一変させる選手になっていました。

昨季の私、レイクスはチームとして好き(=箱推し)だったのですが、シーズン終盤には完全に狩野に期待をして観戦するようになっていました。

そして、今季。

少しだけレイクスのチーム編成の話をさせてください。

昨季のレイクスは、マブンガとブラッキンズという突破力があり、得点力の高い両外国人選手を擁しておりました。ウィーバーについては割愛、ごめん…)

今季、その二人がチームを去り、今季の外国人選手は両センター。自ら突破して得点するタイプではなさそう。布陣を見てすぐ、「今季は日本人がめっちゃ頑張らなあかん編成や…並里は当たり前やけど、狩野と長谷川が今季の鍵や…」(長谷川はもう一人のSGです)と思ったものです。そして狙ったかのように、狩野と長谷川がキャプテンと副キャプテン。ですよねー。

実は狩野選手。レイクス入団時からリーダーシップのある選手いう評価はされていました。といいますのも、東海大学時代にキャプテンを務めていた実績があるそうです。後輩には、田中大貴、ザック・バランスキー(A東京)ベンドラメ礼生(SR渋谷)など、名だたるメンバー。その中で、「自分は努力でここまできた選手だから」と、自らキツい練習にも率先して取り組み、背中で引っ張るキャプテンとして、インカレ優勝を達成したと。そして、後輩には、「狩野さんのために優勝したかった」と言わせる―。チームの中心になれる選手、という評価がなされるのは必然だったのかもしれません。

(ちなみにその辺の参考記事はこちら→キャプテン狩野祐介が 『2位の男』を返上した日 « Cager

でもね、新しくキャプテンにもなって、更には昨季の影響とチーム編成上マークが厳しくなってなかなか調子があがって来ず、しかも鼻骨骨折なうだなんて。

神様ー!狩野に試練与えすぎちゃいますかー!

キャプテン&スコアラーの立場を求められた時点で、見る側としてある程度覚悟はしてたけど、してたけどね!ほんまに!なんならレイクススターター3人ケガとかほんまにやめて!琵琶湖の水止めるで神様!

 

…熱くなりました。

本人も努力の人だと言っている通り、多分もっと才能があって、魅せるプレーができる選手は他にもいるでしょう。でも、今季の彼には、レイクスを背負っているという責任と自負がある。その中でどれだけのプレーができるのか。今季は狩野にとって、かなりの正念場となるシーズンだと(一ファン目線で)感じています。

だからこそ、推さねばならん。推すのである。

 

 

…だからね、神様、早く彼の鼻を治してあげてください………。

 

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レイクスfacebookより。高校の先輩後輩。今季のレイクスのキーマン狩野&並里



②岡田 優介 (おかだ ゆうすけ) 選手

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ハンナリーズfacebookより。

狩野が、私を沼にはめた選手だとするならば、岡田は私たち夫婦がBリーグのブースターになるきっかけとなった選手かもしれません。(特に夫)

それは昨年のホーム開幕節のことでした。テレビで見た東京vs琉球の試合にほだされて、意気揚々とハンナリーズアリーナに向かった私たち。メンバーも(前からいる人以外)まったく知らず、とりあえず見に行ったのですが、鮮烈に記憶に残っています。

あのシュートがどかどか入る12番は誰だ。

岡田もポジションはSGです。絶対的な武器は、スリーポイントシュート。特に試合を決めるクラッチシュートを入れることが自分の仕事だと言われています。鳴り物入りでの京都入団だったらしく、昨季はそれにふさわしい仕事をしていたと言っても間違いはありません。岡田のシュートで決まった試合が、昨季は何試合もありました。

ただね、彼の魅力はそれだけじゃない。っていうか彼の魅力はバスケだけじゃない。

高校時代から強豪校でプレーをして、青山学院大学を卒業。そしてトヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)に入団するというバスケのエリートコースを進んでいらっしゃる岡田選手。そこで、プロスポーツ選手としては異例の公認会計士資格を取得。更には一般社団法人日本バスケットボール選手会も立ち上げ、初代選手会長になる。

2014年からから始まった3人制バスケ、3x3(スリーバイスリー)のリーグに参戦するプロチーム「DIME.EXE」の共同オーナー。(麒麟の田村さんと、大西ライオンさんとの共同オーナー)そして渋谷のバーの経営もしている。

最初にこの経歴を知ったとき、何足のわらじを履いていらっしゃるのかしらと、頭が痛くなりました。これで日本代表選手にも選ばれているんだぜ、すごすぎないか。

ハロプロで例えるならば、芽実ちゃんの歌唱力と演技力に、道重さんやあやちょ並みのカリスマ性、鞘師のダンススキルと愛され属性をもっているプロデューサーつんく♂(♀)ってとこだ。なぁ、すごいだろう。

ただ、すごいすごいだけでなくて、トヨタから戦力外になったり、その後移籍したつくばロボッツでは開幕直後に経営悪化でチーム存続の危機があったりと、悪い時期も乗り越えてきていらっしゃる人。だからこそ、今の強さがあるのかなぁと思ったり。その辺詳細は本人の言葉で、昔のブログに書かれていますので、興味がある人はチェックしてみてください。私はそれを読んで結構な衝撃を受けました。それと同時に、こんなに完璧に見える人でもつらい時期を乗り越えているんだなぁ、私も頑張らなきゃなぁ、って思えました。仕事で辛い時期に読んだから、感謝してます、岡田選手。

 

狩野選手については、どちらかと言えば個人的な思い入れで推している傾向が強いのですが、岡田選手については、この人は日本バスケ界の宝だから、ハンナリーズとそのブースターは大切にせなあかん。という気持ちで応援しているところが大きくあります。ハンナリーズは悲しいかな、観客動員数B1で最下位なんですが、岡田選手はTwiterで動員についても言及してくれたことがあります。多分京都ブースターの何割かは、もう岡田ハンナリの経営もやっちゃいなYO!と思ってるんじゃないかと疑ってます。実は私もです。ごめんなさい。自分や自チームだけでなく、バスケ界を盛り上げたいという気持ちを強く持っている選手だなといつも感じています。尊敬してます。尊い

 

 

だから、お願いだから、騙されたと思って生の岡田優介ハンナリーズアリーナに見に来てください!!!!!!!!!(土下座)

次のホームゲームは10月25日(水)ですが、土日もたくさん試合やってるよ!気になった人は検索検索!

 

 

 

 

(本当はここから番外編として、鈴木達也選手をはじめとするバスケ選手の筋肉がいかに素敵かについて語りたかったんですが、字数と時間の関係上泣く泣くカットします…。)

 

 

 

ということで、選手編書いてみました。いかかでしたでしょう。私は楽しかったです。

書いてみて気づいたんですが、これいくらでも書ける。もっともっと有名になってほしい選手がいるし、魅力的な経歴の方ももっといる。また気になる選手が出てきたら、文字にしてみたいと思います。

 

そしてやっぱり、私みたいなライト層には、選手が1番最初の入り口になる。プレーで魅せられて、というのはもちろんのこと、プレーだけじゃない、人としての選手を私は好きになりたいなと思っています。

 

バスケ界を支える、全ての選手が尊いね!

 

 

おわり!

つづく!