女ドルヲタがB.LEAGUEにはまってしまった

愛するって奥深い。バスケって奥深い。

11月4・5日 滋賀vs京都と 滋京(京滋)ダービーの話

こんにちは。さっちょんです。

とりあえず、一言。

 

レイクス2連勝ひゃっほーーーーーーい!!!

 

京都に対しては、(多分)選手も(特に)ブースターも力が入るので、きちんとここで2つ勝ち切れたというのは、チームの成長に必ず繋がることと思います。

 

ちなみに私は、土曜は所用で後追い観戦、日曜はスポナビ観戦でした。

こちらのブログでは、土日の試合の感想をいつもの素人箇条書きで書き残しておこうと思っています。

あとは、ちょろっとTwitterでも悩んでいたのですが、この対戦カードは思うところが色々あったのでその辺のこともさらっとまとめ。ダービーに対するネガティブな意見も包み隠さず書いてます。

 

では、ご了承の上、どうぞー。

 

 

<試合を見ての所感>

レイクス一推しハンナリーズ推しの女ヲタですので、レイクス勝利で喜んでいますが、ハンナリーズに対する不安もファン目線で書いてますのでご了承ください。

 

・1戦目はMVPリョータが素晴らしかった。どっちに転ぶか分からない第1Qで、リョータが躍動して試合の流れを決めたと言っても過言ではないよね?

・2戦目第1Qのディフェンスがとってもタイトで驚き。京都の負けられない!っていう気合いを感じた。すごかった。

・美味しいところをもっていくナリト。特に2戦目のあの3P、あれで勝てると思った。だから彼のプレーは見ててワクワクする。

・一推し狩野。特に2戦目のシュートタッチの良さに、何度ガッツポーズしたことか。そして、彼が入れるとやっぱりチームが鼓舞される。一つのシュートで場の雰囲気を支配する人。あー、尊い。(語彙力)

・サンバの安定感。もう一言で済ませます。安定感。

・こーよー。1戦目のナリトのアシストからゴール下に駆け込んだレイアップとか、2戦目のバスカンとか、要所要所でスピードと上手さを活かしたプレーを放り込んでくるのが素晴らしい。西宮戦での一時的な活躍というわけでなく、チャンスを完璧に掴みきった!

・そんなこーよーを見てるからこそ。ハンナリーズは、タクをもっと使えばいいのに。トングーは? 今のレイクスの調子の良さは、控え選手が活躍することで、ファーストユニットの選手たちが刺激され、更に活躍する流れがあるからこそ。横江の活躍があって、リョータが活躍し、そしてナリトが更に気合いが入るのよ。その辺、ハンナリーズは新たなヒーロー候補がいるにも関わらずあんま出てこないから、(事情があるのは分かっているけれど)ちょっと不満に感じちゃう。あと、タクの爽やかなお顔は是非もっと売り出して。

・サムハン、第2戦頑張ってましたね。ダブルダブル。彼がリバウンドを頑張ったからこそ、後半で一気に追い上げることができたのだと思います。フィッシャーがファウルトラブルの中、影のMVPはきっとサムハン。色々言われているけれど、西宮~三遠辺りでは自信をなくしている様子が見えたので、今回の結果でメンタルが上向いたらもうちょっと期待をできそう。っていうか、期待させてくれお願い。新しい人とってくるお金はたぶん、滋賀に、ない可能性の方が高い。

・うーん、メンタル。今回の試合、京都はメンタルで滋賀に負けたように見えました。勝ちに行く!っていう気持ちの強さだけではなくて、不満や焦燥があったときに、セルフコントロールをする力。よく我慢することが大切、と言われることを聞くけれど、この試合で深く納得することができました。明らかに京都の選手の方が苛立ってた。

・裏返せば、滋賀が落ち着いていた。落ち着かせるコミュニケーションができていた、ってことでしょう。西宮戦で全くコミュニケーションが上手くいかなかったのも見たので、本当にチーム状態や信頼関係が良い形になっているのだと思います。

・まぁ苛立ってた原因の半分くらいは審判でしょうね。審判はね、うん、こればっかりは何も言えない。

・マブンガ。滋賀→京都に移籍をして初めての試合ということで、すごく複雑な気持ちを抱えてのプレーだったと思います。すごく、すごく勝ちたかったんだろうなあと。結果的にブレーキになってしまいましたが、こんなもんじゃない選手だってことは滋賀ブスも京都ブスもよく知ってる。また次の三重決戦に期待です。

・マブンガと併せてダブも調子よくないですよね。ここの調子があがってたらとっても脅威。

ジョシュア・トトロ・スミス超可愛い。サムハン吹っ飛ばしたときはひえぇぇええってなりました。マブンガのバスカンの場面も、明らかにスミスが邪魔で滋賀がリバウンドとれてなかったですね。最近順応してきたのか俊敏さも出て来てて大変期待です。

・本当に伊藤のファウルトラブルは痛かった。京都のPG事情を考えると…。去年はあんなにPGだらけだったのに…。

岡田優介選手からの言葉をただただ待っています。

 

そして最後に、

 

スポナビからでも、両ブースターの声がずどんと響いてきてました!!

 守山という狭い箱とはいえ、満員まで出したのは大変うれしい。エール交換までちゃんと聞こえてきてましたよ。バチバチにやり合って、アツい試合ができたっていうことがまずこのダービーマッチではうれしいこと。

 

 

<滋京(京滋)ダービーの話>

 今回、5日は予定が空いていたので現地観戦も可能だったのですが、スポナビ観戦を選択しました。

 

 悩みすぎて思わず呟いてしまったのですが、何がどう不安なのかを何も具体的に述べていないツイートになってしまいました。楽しみにして、行こうと思っている人にしたら不快なツイートだったなぁとちょっと後悔&反省しています。

なので、一応どういう意図だったのかを書き残しておこうと思います。

 

私が京滋(滋京)ダービーの現地観戦に不安を覚えるきっかけになったのは、去年ハンナリーズアリーナであった以下の試合からです。

 

www.youtube.com

 

1分40秒辺りから乱闘の映像が流れます。当時滋賀のウィーバーと、当時京都のサトタクが退場と一試合出場停止を受けた試合。(乱闘の是非、どちらが悪いかについてはここでの言及を避けます)

まぁ乱闘自体はスポーツなら時々あることで、こんなにボディコンタクトが多いスポーツで何も起きないわけはないです。別カードで11人退場にあった一件もありましたし。

ただ、これを現地で見た私はかなり感情を揺さぶられました。 

 

当時、ドルヲタアカウントで思わずつぶやいていました。引用します。

  

今日、初めて京滋ダービーに行きました。(中略)
この2つのチームの仲が悪いらしいのは知っていましたが、好きなチームが一気に見れると軽い気持ちで行きました。結果、つらくなってしまいました。もう京滋ダービーには行きたくありません。お互いへのリスペクトを全く感じられませんでした。ひどい野次も聞こえて一時避難もしました。
ハンナリーズもレイクスも、何度も観戦をして、たくさん楽しませてもらいました。だから、本当に、今日は残念でした。あんな乱闘見たくなかった。あんな野次も聞きたくなかった。エール交換がない試合なんか見たくなかった。
クラブや選手にどうこうしてほしいわけではないですし、プロスポーツがこういうものだってのも知ってます。でもこの気持ちを持っていく場所がなくて、バスケアカウントでもないのに呟いてしまいました。そして今日は野次でも残念な気持ちになったので、自分の言動にも気を付けようと思いました。

 

 当時、乱闘ももちろん嫌ではあったのですが、それ以上にショックを受けたのが野次のひどさ。旦那がハンナリブスなので、まぁいいかと1階に行ってしまったのがダメだったのでしょう。乱闘が起きる前から相手選手を全否定するような野次を何度か聞きまして。結局乱闘直後、試合途中でしたが2階に避難しました。2階は平和でした。

(強烈に覚えてて最早笑えてくるほどだったのが、汚い野次を飛ばす女子高生とそれを必死で止めるお母さん。お母さんドンマイって思ってました。笑)

 

まぁ、今までに何かあったんだろうということは察していました。仲悪いことも、色々トラブルがあったっていうことも、これまで積み重なった歴史があったのだろうっていうことも分かっています。ただあの時は、ブースターってこんなに相手に対して憎しみをこじらせることができるんだ、って正直に驚きました。

1階なんだから野次なんて当たり前だろう、という意見もどこかで見ました。でも、別に私その日初めて1階に行ったわけじゃないですよ。何度も1階で見てるんです。滋賀戦のときだけ異常に野次が多かったんです。

となると…私は、ハンナリーズにバスケの面白さを教えてもらって、レイクスでまた更に引きこまれたのに。ブースター同士が憎しみ合ってるチーム二つとも応援するなんて、許されないんじゃないかとも悩みました。(今は、そんなことどうでもいいじゃん両方好きなんだから!って思えますけどね。笑)

そして、ハンアリから少し足が遠のきました。

 

ここまで、悪い話ばかりですみません。。。こっから前向きな話!

実は、上記の試合の直後にTwitterの京都ブスの方々の中で野次について話し合いが始まっていたようなのです。フォローはしてなかったんですが、ひっそり見てました。(当たり前かもしれませんが)そこで、相手チームへのリスペクトを欠く酷い野次に対して問題意識を持たれている方もたくさんいるんだなということが分かりました。それを見ていると、極端に酷い野次を飛ばす人はおそらく一部だということも理解できましたし、安心しました。自治的に動くブースターさんがいることもわかりました。お邪魔させてもらってる身ですが、安心して、ハンアリにもう一度行くことができました。

そして、今があります。

以上のような経緯から、昨日の試合で上記の試合のようなことはおそらく起きないだろうと思っていました。それでも、やっぱり楽しみにいった試合で不快な思いはしたくないので、今回は現地行きを避けました。でも結果的に、現地で見たいな、と思える試合でした。次回からは、行ける時は現地に行こうかな、と今は思っています。思えています。

 

 

こんな内容、レイクスにもハンナリーズにもマイナスにしかならないのに、なんで今更書いたんだと思われるかもしれません。でも、書いておきたいと思ったのは、やっぱり(ナイーブすぎるかもしれないけれど)自分の中でなかったことにはできない出来事だったからです。そして、勝ち負けがつくスポーツの世界で、相手を憎む、嫌いな選手に対して罵声を浴びせる、という現象は減りこそすれなくなりはしないと思うから、じゃあそれにどう対処していくかを今後B.LEAGUEが考えていかなきゃいけなくなるんじゃないかと思ったからです。

実はひっそり懸念しているのです。京都、滋賀だけじゃないですよ、きっと。今後、リーグが成熟していく中で、嫌われるチームや嫌われる選手はきっと出てくる。このチームとあのチームは仲が悪いも絶対に出てくる。現に今も、少しずつその芽は見えている。

別に嫌いなチームや選手ができることは普通です。私にもあります。しかしながら、自分が嫌いな選手でも、チームでも、相手にとったら大好きな選手やチームかもしれない。現地で観戦したとき、周りに座っている人たちは、もしかしたら私が嫌いな選手を心の支えとして生きている人かもしれない。自分と同じチームを応援していても、相手チームにも好きな選手がいるかもしれない。このセンスは忘れずにいたいなぁと思うのです。

 

大好きな推しの芽実ちゃん、スマイレージ2期メンバーが、受け入れられず、否定されて、どん底にいたことを思い出してしまうからついこんな苦言を呈したくなってしまうのです…スマ2期可愛くないよね、っておまえの横にいるこの私はその子たちの笑顔に救われてるんだよっ!て叫びたくなった苦い思い出があるからなのです…

 

話が若干すり替わりました。ドルヲタすみません。

さて、滋京(京滋)ダービー。私はここにある因果について、ほぼ何も知らないド新参です。でも、今回の試合の「負けられない!」と思ってバチバチにやり合う感じはすごく素敵だと思いました。今後どうなっていくのか、次は私も、できれば現地で、ブースターとして参加したいなと思います。

あの熱狂に参加したかった!