女ドルヲタがB.LEAGUEにはまってしまった

愛するって奥深い。バスケって奥深い。

ドルヲタ的、選手個人の応援の仕方についてのおはなし。

こんにちは、さっちょんです。

ハンナリーズ天皇杯ベスト4!うぇーい!と踊っていたら、意見をまとめておきたいな、という話題がふってきて、Twitterでは限界があったので、少しだけ。

 

 

 

某選手の結婚発表に伴って、ご本人や奥様に誹謗中傷が届いているのではないか。という話題が今出ています。その発端はご本人のTwitterへの投稿でした。

 

某選手はリーグ本体からもイケメンという売り出し方を明らかにされており、ある種のアイドル的なポジションにいた選手です。(ここまで言って、某選手と隠す意味がなくなってきましたがwこのまま続けます)なので、誹謗中傷が出るとまではいかずとも、失恋や失望、喪失感を抱くファンが出てくる予測はあったかなと思います。事実某掲示板やTwitterではそんな話も散見されました。

 

そこから、果たしてアイドル的な売り方をリーグがするのはいいのか?とか、誹謗中傷をなくすには?喪失感を抱くファンをどうしたら?と多少議論が出てきている様子です。これが私の見た限りでのおはなし。

 

ここからは、2018年1月5日段階での私見をまとめたものです。ドルヲタ的価値観にまみれてしばらく生きてきてるので、長くバスケファンをされてる方とは異なる意見かもしれません。別に他の意見を否定するわけでもなし、これから意見が変わる可能性もある。それを踏まえてお読みください。

 

 

 まず、大前提です。

誹謗中傷ダメ、ゼッタイ。

推しを悲しませるんじゃないよ!

推しが愛した人に迷惑かけたら、推しが一番悲しむじゃないか!!!

 

一人の人間としてやっちゃダメなのはもちろんのこと、推しへの愛を口にする人間なら、特にダメです。

そして、本気で彼のことが好きだった大半の人たちは、こんなこと絶対にしてないと思ってます。本人に迷惑かかるのなんて、ちょっと考えたらわかることだもの。

 

んでもって、大半のファンの方々は祝福をしてるはずだと思ってます。

推しの幸せは私の幸せ。神がこの世にあの方を創りたもうたことに感謝。あの方が生きてることに感謝。自然に感謝、地球に感謝、宇宙に感謝、母なる大地よー!!!

ってなるヲタクきっといっぱいいると思う。宇宙にまで感謝せずとも、推しのお母さんに感謝したこと、ありません?ありますよね?ね?だから、推しが最愛の人と家庭を築く、幸せになる、よりバスケに集中して精進できる、なんてめでたいんだ!という感情が溢れてくる人たくさんいるはずだと想うのです。

 

 

その一方で。 うん、そうだね、それが理想。でも、何か気持ちがザワザワしてる。って人もいるかもしれません。無意識のうちに好きだったのかもしれない。そんな人もいると思います。きっとそんな人は、表だっては祝福の言葉を並べてる方が多いんじゃないかな。心から祝福したい、でもできないって人いると思う。

私は、アイドルの沼にいたので、そんな人を色々見てきました。アイドル界隈には、推しが結婚してもガチ恋(推しに本気で恋すること)をやめられなくて苦しんでる人だっています。こればっかは個人の問題ですが、恋心をもつこと自体をコントロールはできません。好きにはなっちゃうもん。

そんな状況を見てきた私は、選手に対して恋心をもつことはそりゃーあるだろうと思ってます。善悪ではかれるようなものではなく、あるもんだろう、と思ってます。まず間違いなく失恋が待ってるよ、って思うけど。

 

だから、恋心をもつのは結構。ただし、表に出すべき感情かどうかはちょっと考えてみて。っていうのが私見です。気持ちをもつことは自由だけど、他人に迷惑がかかる状況で気持ちを出すことは自由ではない。誹謗中傷は完全に後者ですよね。だから、アウト。

 

もやっとを抱えている人がもしいるならば、時間が解決してくれるかもしれません。

余談ですが。ハロプロには、熱愛発覚して脱退、結婚して結構たってからライブをしたら、旦那がヲタクから大喝采で迎えられた藤本美貴帝という方がいらっしゃいます。旦那である庄司さんのその際のブログを読んだら、何か感じるものがあるかもしれません。よろしければ。(元記事削除のため、まとめブログです。私的にはリンク先2レス目の言葉が全てです)

ミキティー10周年ライブを見に行った夫・庄司にヲタが「庄司コール」… 庄司智春のブログが感動的だと話題に | ニュース2ちゃんねる

 

では話をリーグにうつします。今回話題になった選手が、リーグからもイケメン枠で売り出されていた方でした。なんてったって抱き枕作られた人ですもん…。

じゃあ、リーグがガチ恋を助長してたのか?っていうと、私は一概にそうではないと思う。彼の人気を知らしめたのはリーグ主催のバレンタインのイベントでした(と私は思ってます)が、あのイベントは投票イベントでした。ということは、それまでにファンを獲得してたからこそのNo1モテ男の称号獲得があるわけですよね。そこからリーグとして彼をイケメンとして売り出したわけでして。つまり、リーグがどうこうする前に、もう既に彼は人気を獲得してたと思うのです。これは彼の努力なのかなあとも感じるのですが。

後々、リーグはその人気にのっかろうとした点はあったでしょう。ただこういうことになると予測してないはずはないと思うので、多分責任をもって、今後対策もとられるかと思います。その対策が、選手とファンの距離を遠ざけるものになる可能性は十分にある。こればかりはリーグの方針なので従わざるを得ません。

これまた余談ですが、入待ち出待ちやハイタッチなど、マナーを守りなさいと言われているうちが華ですよね。守れと言われなくなったら次にくるのは全面禁止です。こればっかは、全員が自分事なので徹底しなければと思うことです。大切な場を守るため。

 

閑話休題。そしてドルヲタ経験則ですが、距離の遠さ近さに関係なく、ガチ恋はある程度生まれるもんだと思います。人気が出れば出るだけ、そして人気を出そうとするならば、恋する人はいる。だからね、運営さん、仮に接触を一切禁止にしたとて、選手は有名人でありスターです。そうなるべき人です。ガチ恋も嫉妬も生まれる可能性は十分にあります。その中で、どんなバランスで生きていくのか、対策をどうするのか、対策のなかで、今の武器である距離の近さでをどう共存させるのか、よーく考えてください。ほんとに。

 

リーグの話になるとぼんやりした言い方しかできなくなってしまいました。リーグとしてどうするのがベストなのか、私にも分からないです。ただ、芸能界だけでなくて、他のスポーツ業界でも似たような事象は起きていると思うので、内々で参考にしつつ考えてほしいなと思います。

 

あと、私はアイドル的な売り方とプロフェッショナルなプレイヤーは共存すると思っています。むしろ、プロとしてバスケのスキルを磨くのは当たり前として、その上で魅せ方のチョイスとしてアイドル的な売り方があると私は捉えています。魅せ方のチョイスを狭めるほどの余裕は今のB.LEAGUEにあるとは思えない。使えるものは全部使うしかないかなと思っていますし、話題にしてもらえるにはある程度必要だと思います。アイドルしてるからプレーが伸びない、ってのはチーム内リーグ内で上手くやれば回避できる状況かと。今も上手くバランスとってると思いますけど、皆様はいかがお感じでしょうか。

 

 

観客がいればその観客の数だけ楽しみ方があるはずです。マナー、ルールに反している、道義的にアウトなことはもちろんダメです。でも、そこさえ守れば色んな人がいるはずなんですよね。多様な人々が集う、もっともっも大きなリーグにしていこうと思えば、応援の仕方だって選択肢があるはずです。どんな応援の仕方だから偉いとか、良くないとか、そんな話ではなく、それぞれが楽しみを見つけにアリーナに集えるようになるのが一番の理想ですね。

 

そのために観客として何ができるか、何をしてはいけないのか、改めて考えながらバスケを楽しめたらいいなと思います。

 

 

まとめます。

個人がどんな気持ちを抱こうが、そこは自由です。ただ、誹謗中傷のように、外に出してしまうとダメな感情もあります。本人を傷つけますし、他のファンの迷惑にもなります。今回は結婚というきっかけになりましたが、何がきっかけでも起こり得ます。野次もひとつの誹謗中傷です。自戒していくべきだと感じています。

 

一方で、今回の出来事がきっかけとなってルールがきつくなったり、縛られることが多くなるのは、一人のB.LEAGUEファンとしては不本意です。ほとんどの人は良識的に楽しんでいる。某選手のファンでも、大半の人は落ち着いて受け止められていると思います。何かあってからでは遅いから対策をとるというのも手ではありますが、せっかく距離の近さが売りできる競技なので、なんとか上手い案はないのかなあと考えています。(昨日から考えてるんですが思い付きません…難しいね…)

 

某すべすべさん(某じゃない、そして勝手に引用してすみません)が「ファンの強すぎる想いが引き起こすトラブル」という的確なまとめ方をされていました。まさにその通り。野次であれ、今回の件であれ、感情の暴走が表に出たものと捉えることが可能です。ひとりひとりが上手くコントロールをせねばなりません。全ては愛するリーグ、チーム、場所、選手を守るためだと思います。

 

蛇足ですが。私たちアイドルヲタクは、AKBの襲撃事件で制限が一気に増えた経験があります。誰かひとりのやらかしで取り返しのつかないことになるって身をもって知ってます。B.LEAGUEでそんなことにはなってほしくなくて、こんなに書いてしまいました。

 

色々悩みながら書いていて、そして自分の意見がはっきりしていないところもあります。抜け落ちている視点などあれば教えてもらえたら幸いです。

 

 

最後に関連ツイートだけ貼り付けて終わりにします。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。