女ドルヲタがB.LEAGUEにはまってしまった

愛するって奥深い。バスケって奥深い。

2018.10.07 滋賀vs新潟観戦記


こんにちはこんばんは、さっちょんです。

 


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見に行ってきました、レイクス開幕節。本当はすぐにでもブログに記録しておきたかったのですが、開幕と同時にPCが動かなくなるというまさかの事態が起きてしまい、次の試合の前にと慌ててこれを書いています。開幕早々、不吉…。しかしながら、これだけ日数を経ても、試合自体についてははっきり覚えています。それくらい、鮮烈な今シーズン初の勝ち試合でした。

 

今季の観戦ログは、備忘録としてもきちんと機能させたいので、動画もスタッツも引っ張ってきておこうと思います。

 

今回は、リーグ公式とバスケットLIVEからそれぞれハイライトが出てますね。見比べてみると面白かったです。

 

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こちらリーグ公式。試合内容だけじゃなくて、チアや観客、ひいては試合前に新潟がガードナーをつんつんして遊んでいた様子など(笑)全体的な雰囲気がたくさん撮られていました。

 

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こちらバスケットLIVE。実況と解説付き。プレー中心で最後にはスタッツがつく、あの見慣れた形です。両方サムネが耕陽の笑顔なのは、推されているのだろうか。

 

 

試合のスタッツはこちらで。今季もお世話になりますスポナビさん。

sportsnavi.ht.kyodo-d.jp

 

 

各Qごとの点数経過を見れば分かる通り、滋賀が最初に大きくリードをし、新潟が後半に追い越し、最終的に競った試合を滋賀がものにした、というゲームでした。1Qの得点差がそのまま響いたようなスコアになっています。なので、滋賀の勝因であり、新潟の敗因だったのは、ガードナーと五十嵐をリズムに乗らせず、主導権を最初に握ることができたことだったのかなぁと思います。実は私、新生レイクスの試合を生で見るのはこの時が初めてだったので、気になった個々のプレーを振り返りながらその辺を書いてみようと思います。

 

最初はこの方から行きたい。


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トヨタの3人が仲良さそうにしてて思わず写真撮っちゃいました。目線を合わせる岳さんが可愛かった。

 

陰のMVPだと思うんです、二ノ宮選手。五十嵐圭がリズムにのれなかったのは、彼のディフェンスがあったからこそ。観客席からでも、あの爽やかなお顔が苛立ってるのが見えました。前日の試合でぽんぽんスリー決められていたからこそ、五十嵐は絶対に自由にさせないという指示や気合いがあったのではないでしょうか。圧巻は第1Q後半のバックコートバイオレーション。二ノ宮の執拗なディフェンスで五十嵐は苦しいパスを出すしかなくなり、結果ボールポゼッションを奪うことができました。なんでこれがハイライトに入ってないのか理解に苦しむレベルです。この試合の第1Qの良さは、もちろんオフェンスがハマったこともあったけれど、二ノ宮をはじめとしてディフェンスがハマったことにあるんじゃないかなぁと思います。得点はたった2点、スリーは5の0でしたが、アシストは9本決めてますし、仕事人でした。痺れました。

 

 

五十嵐圭を抑え込んだのが二ノ宮であれば、もう一人のキーマンガードナーを抑え込んだのは、この方でしたかと思います。

 


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ガニ・ラワル選手。レイクス今季の新外国人選手です。16得点13リバウンドでした。ファールが第1Qからたまってしまったので一瞬心配しましたが、執拗な(褒めてる)ディフェンスでした。ガードナーは、ゴールがなかなか決まらないことも相まって、相当苛立ちながらプレーをしていたように思います。…それでも後半復調して19得点はしてくるのが、さすがダバンテちゃんなんですけども。

オフェンス面でも、ゴール下はもちろんのこと、ペリメーターからのバンクショットやダブルチームの隙間をぬってのフックシュートなど、色々な攻撃パターンが見られて面白かったです。リバウンドにも積極的に絡んでいく様子が見て取れ、フィジカルも強そう。ここから連携が強化されていったらと思うと、面白そうでわくわくします。そんな中で昨日のラワルのハイライトは、試合を決めた、最後のスティールからの速攻ダンクでしょう。確かに新潟のミスではあるけれど、あそこでボールをもぎとれるのは、月並みですがプロとして勝ちにこだわる選手だからこそなのでは。今季最初の勝利をレイクスに呼び寄せてくれた、あのワンプレーの価値は相当大きいと思います。格好良かった。

 

大黒柱のフィッシュ様については、とりあえず帰ってきてくれてありがとうと言いたい。安心して見ていられるミドルシュート、頼りになるリバウンド(この日は16)、いつものことと言ってもいいでしょう、EFFはチームトップ。28。フィッシュがどかっと真ん中に構えていてくれる安心感よ。今年もきっとまた、大きな負担をかけることになると思うので、とにかく怪我しないでおくれと祈るだけです。

 

 

少し新潟の話もしたいです。上述のガードナーと五十嵐は、もうやられるとしたらこの二人!って感じだったので覚悟してたんです。そこに更にもうひとり、目立っていたなというのが、渡辺竜之佑選手でした。琉球から今季移籍してきた方で、なんといっても特徴は1番から4番までできること。登録上はPG/SGでしたが、この試合を見る限り、フォワードっぽい使われ方をしてました。この日最も目立っていたのは、彼のところにぽんぽん落ちてくるリバウンド。トータル9本、ハミルトンと同数でチームトップでした。彼のリバウンドが増えたことで、レイクスの得点が鈍り始めた印象です。つまり、彼がリバウンドをきちっと抑えていたことが、新潟の追い上げムードを呼び込んだんじゃないかと思っています。しかも、必死に体をはってもぎとって、というだけじゃなくて、なぜかボールが彼のところに落ちてくる、っていう時間帯もありました。ラッキーボーイ。スタメン起用もされていたので、平均年齢高めの新潟は、若い彼をきちっと育てていく方針なのかなと思います。渡辺選手が今季新潟の伸びしろなのでしょう。注目すべし。

 

 

さて。では最後に。ずっとずっと待ち望んでいた彼の大爆発を。


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狩野選手。もう言葉がでなくなるほど嬉しかったです。彼の得点が試合を決めることがどんなに嬉しいか。3ptが5/11で2ptが5/5の26得点。1Qからブザービーターを含む11得点。もちろん得点数も喜ばしいのですが、とにかくこのアテンプトの多さと、ブースターまで伝わってくる、自分が決めてやる!っていう迷いのなさがとにかく嬉しかったんです。

そんな狩野さんの私的ハイライトは、4Qで逆転されて5点ビハインド時に、3ptを2連続で決めて再逆転した場面です。5点差。まだまだ、と思いつつ、このままズルズル離されたらどうしよう…と不安になる点差。そこをもう一度、こちらの流れにもってくる。これこそ3点を一気に稼げるシューターの仕事だと思いました。

ちょうどつい先日、numberでハンナリーズ岡田優介のインタビューを読んだんですね。そこで岡田は、「ゲームのどの場面で3ptを連続で決めるか、考えながらコントロールしてプレーをしている」と言っていました。老獪、というような年齢の方でもないですが、これがクラッチシューターの在り方の1つなのかなあと思っていて。だから、まさにここで、試合を決めるクラッチシューターとしての狩野さんが見られたことがたまらなく嬉しかったです。キャプテンの勇姿に、多くのレイクスブースターが、ガッツポーズをしたんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

さて、今日からはもう次節です。アウェイ川崎戦。たいへん強い相手ですが、少しでも滋賀の素晴らしいプレーを満員のお客さんの前で披露してくれること、心から祈っています。

 

 

やっぱりバスケ見るのは楽しいですね!

 


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