女ドルヲタがB.LEAGUEにはまってしまった

愛するって奥深い。バスケって奥深い。

2019.03.10 滋賀vs秋田観戦記

こんにちはこんばんは、さっちょんです。

 

 

更新滞っておりました。ミッドウィーク開催で次から次へと新たな試合を見るなかで、アウトプットの時間をとるのが難しくなりました今シーズン。家事しつつ仕事しつつ、スタッツやら見直ししながらショットチャートつけてみたりやら、そんなこともしてると、気がついたらもう次の試合の日になってしまいます。そこから書いてもなんかなあ…となったので、もう開き直って、ブログ書く時間をシカッチェのぬいぐるみに癒される時間に充ててました。シカッチェ可愛いよシカッチェ。

 

それでもこの試合は、書き記しておかないといけない。ですよね。写真撮ることを脇に置いて、声を出すぞと気合いを入れて行った秋田戦。

 

ええ、歓喜の渦に呑み込まれてました、ウカルちゃんアリーナ。

 

 

祝☆今季初のレイクス連勝!!

 

 

そして、試合内容も本当に面白かった。印象に残ったことを、つらつら書き留めておこうと思います。文字だけのブログになりますが、ご了承ください。

 

 

この日の滋賀は、2メートル以上の選手がいないスモールラインナップ。前節の京都戦で機能していた、ウォーカーとダーラムの外国籍コンビで秋田に勝負を挑みました。

 

私の中で秋田のイメージは、“誰が出てきても怖いチーム”特定の誰かに頼らないチーム“です。スタメンベンチ、日本人外国籍わらず、システムをきっちり遂行する。そんな印象にをもっていました。生では京都vs秋田を1度見ただけの印象ですが、オン0の時間帯がとても象徴的だと思います。面白いチームですよね。わたしはタクちゃんの体幹LOVEです。

 

 

とにかくも、一筋縄ではいかない、と思っていました。

 

 

それでも、なぜこの日勝てたのか。色々あるんでしょうけれど、私が思ったのは、ディフェンスの勝利、でした。1Qが特にですが、秋田は滋賀のディフェンスに相当手こずっていたように思います。なんと言っても、24秒バイオレーション2連発がありましたからね。あれには思わずガッツポーズしました。

 

ディフェンス面では、もちろん皆素晴らしかったんですけど、特に2人名前をあげたいです。

 

 

新加入。アレンダーラム選手。派手さはないけれど、相手が嫌がるディフェンスをしているように感じました。リバウンドとか数字に出るところだけじゃなくて、嫌なところにいる。パスコースをよんで遮る。前半キーナンが嫌がってたのはもしかしてダーラムのディフェンスかな?とも思ったり。とりあえず、彼を是非見てください。

ディフェンスだけではなくて、オフェンスでも彼の役割は本当に大きかった。3Qだったか、こーよーが切り込んだレイアップを完璧なタイミングでフォローに跳んで押し込んだ場面が印象的でした。1on1で切り込むこともできるし、キックアウト、アシストができる視野の広さもある。スリーも打てる。それでも試合後のコメントはとても謙虚。

3/10 第26節vs秋田ノーザンハピネッツGAME2 結果【滋賀 92-76 秋田】 | 滋賀レイクスターズより引用すると、

今日は昨日以上の良いゲームができた。チーム全体として良いパフォーマンスだったので昨日より余裕を持ってプレーが出来た。チームの状態はもっともっと良くなっていく。(デビューから4試合連続で20得点以上という結果について)自分は派手なプレーをする選手ではない。与えられた役割を着実にこなした結果でしかない。

 

献身的、ってこういうことかと。身長は高くなくてもガタイの良さが印象的です。もっかい言うけど、是非見てください。生で。できたらウカルで。我が家は、京都戦のとき彼がFTからハリバックしてディフェンスしてるのを見てから、完全に心奪われています。

 

 

そして、この日の、いや、レイクスのディフェンス立役者、高橋耕陽でしょ。今季、こーよーのヘルプディフェンス凄く効いてないですか?前からだよ遅いよ!だったらすいません…。秋田のオフェンスを沈黙させたのは彼の働きが大きいのかなあ、と。ファールが多いのは、ディフェンスでの働きを強く求められている影響ですかね。ディフェンスのシステム構築までは全然わからない私ですが、大事なポイントでこーよーの動きが凄く速いことだけはわかる。

この日のこーよー、良い意味で、目立ちすぎてなかったですよね。得意なドライブや、ファストブレイクももちろんあって二桁得点なんですけど、何人もいるヒーローのひとりというか。こーよーがドライブするからこそ他も生きて、自分も生かせる。そんなチームが今後も見られたら楽しいなって思います。

 

で、こーよーやダーラム、そしてウォーカーが縦横無尽にコートを駆け回ったからこそ、彼を最大限に生かせたんじゃないかと思うんです。我らがキャプテン、狩野さん

 

漫画みたいだったんですよ、この日。

 

前半>スリー  0/4

後半>スリー  5/5

 

鳥肌たちませんか?これ。シューターは、打って、打って、打ち続けるべし!それを体現してくれたこの日のスタッツ!後半は落ちる気がしませんでした。スリー以外にも、昨季あまり見られなかったドライブも多くありますし、3Q最後のブザービーターになった、こーへーアシストのレイアップもすんごかった。滋賀には狩野がいると胸をはって言いたい、そんな自慢のキャプテンだと思います。止まるところを知らない。ほんとすごい。滋賀の魂とどなたがおっしゃってるのを見かけましたが、言い当て妙だと思います。

 

 

他の人たちも凄かったんですよ。

大司さん。アシスト9。得点は5だけど、流れを持っていかれそうな嫌な場面で的確に沈めるベテランの味でした。

こーへー。彼の躊躇わずに打つ姿勢はルーキー離れ?それとも、らしい?スリーも沈めるようになってきて、間違いなくレイクスの戦力。2Qまだ得点がなかった狩野さんへの、ここぞというアシストが素晴らしかった。期待しかない。

ローくん。1Qのブザビリバウンドショットはヤバかった!突っ込んでいってのポジション取りも素晴らしかったし、どうしても勝つ!って中であのショットは流れを手繰り寄せたと思う。出場機会が最近限られてるけど、魅せてくれるから目が離せない。

岳さん。4Qのアシストが渋かった。こーよーとの連携。残り7分46秒。とりあえず見て。ハイライトには入ってなかった(残念)

 

 

そして。色々お騒がせだったヘンリーウォーカー。マブンガとの一件で、前日9日は出場停止でした。大丈夫かなあと見ていたのですが、正直、審判にフラストレーションを溜めて我慢しているような、危なっかしさはあるように思いました。

が、その件をいったん抜きにして見ると、技術は多分本当に凄いのだと思います。まず何よりシュートが美しい。軌道がめちゃめちゃキレイで、柔らかい。そして、これはダーラムにも言えることですが、チームメイトを生かすプレーをする人だと思います。自分で突っ込むだけではなくて、状況を見てパスを捌く。視野が広いなーと思うことが何度かありました。

これだけの技術があるのだから、チームとして彼のメンタルをフォローしつつ、上手く上手く機能させてほしいなと思います。うん、もうあれはやめてほしいなあ、というのが個人的な思いです。ジュリアンの目が早く完治しますように。

 

 

選手ごとに分けながら、色々印象に残ったことを書いてみました。こうして見てみると、やっぱり、良い試合って選手がそれぞれの役割を果たすからこそなのかなって思います。チームで。とにかく。残留を勝ち取りたい。

 

 

 

最後に、秋田の選手で印象に残った方を一人だけ。ずばり、下山大地。連続スリーポイントです。3Q序盤でした。狩野さんの4点プレーでウカルちゃんが沸き上がる中で、冷静に決め返し。更にその後はアドレナリン全開なヘンリーのバスカンでまたまたアリーナのボルテージがあがる中、また冷静にスリーを決め返し。一気にアウェイの雰囲気に呑み込まれてもおかしくない中、やっぱり秋田は一筋縄ではいかない…!と思わされた場面です。とにかく、追いすがってくる、諦めない、その象徴があの二本のスリーだったんじゃないかなあと思いました。

 

 

あ、タクちゃんの強靭な体幹から繰り出されるフェイダウェイが不発だったのは、有難かったけど見れなくて残念でした。でも一回60度くらい傾いてるんじゃないかってアテンプトがありましたね…。異常な体幹ですよねほんと彼は…好き。

 

 

 

本当は、もっと、オフェンスやディフェンスの連携なんかにも言及したいと思うこともあるんですけど。私のアウトプットは、バスケの知識と語彙がまだまだです。でも、とにかくこの日ばかりは、連勝の喜びを書き記したい。それだけで書いちゃいました。

 

レイクスは、B1ライセンスが継続審議とのことです。チームも、フロントも、B1に残留を目指して正念場。出来る限りまたアリーナに足を運べたらと思っています。

 

それでは。