女ドルヲタがB.LEAGUEにはまってしまった

愛するって奥深い。バスケって奥深い。

女ドルヲタの東京遠征記 vol.2 東京Z vs 熊本

こんにちはこんばんは、さっちょんです。

前回のブログの続きです。

ダブルヘッダー2試合目、東京遠征の本来の目的、アスフレのホームゲーム!思ったことやら撮った写真を載っけていきますのでお付き合いください!

 

 

 
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会場、ブースターさんについて

アスフレのホームゲームといえば、巷で有名なあれやこれやがございます。何個かあげてみましょうか。

 

①コートサイドの近さ

 

アスフレホームのコートサイドおすすめですよ!と聞いて、ちょっと奮発して今回良い席を買ってしまいました。本当に良かった。コートと座席の間に、遮るものが何もないんです。バッシュの音が間近で聞こえる。

例えば、試合前練習中、ルークが動いてるのが目の前で見れたー、と思ってたら、すぐ近くの座席に座ってお客さんととお喋り始めちゃうんですよ!!噂のルークの激可愛日本語聞いちゃいましたよ!きゃー!

最初はちょっとだけ怖いなと思いました。でも、ゴール下のぶつかり合い、ターンオーバーからの速攻の風を切る速さ、選手同士の声の掛け合いなど、障壁がないからこそ緊迫感が伝わりました。いやあ、本当に良かった。もし可能なら、次もコートサイドに座りたい…!

 

ミモレットさんのパン

 

食い意地張っててごめんなさい(笑)蒲田の有名なパン屋であるミモレットさんが出店されています。大変美味しいと評判を聞いていたので、入場して真っ先に列に並びました。そこには美味しそうな揚げパン(大田区発祥と言われているらしい!)やら、選手、HC、チアさんにちなんだパン、更には対戦相手にちなんだパンと、趣向を凝らしたパンがずらりと並んでいて、うきうきしながら選びました。お味も見た目も大変美味しかったです!写真撮り忘れたことを後悔。 

 

③個性的なブースター(被り物)さん

 

アスフレホームといえば、様々な被り物を被ったブースターさんがいらっしゃるという噂。言わずと知れた太陽のお面のすべすべさんとか、バスケットボールを被ったバボさんとか、梅宮辰夫さん()とか、皆さん実在されていました、はい。(そこ!)

その中でもとても驚いたのは、ゴール下でフリースローの度に被り物を変えてブーイングをされる方。ゴール裏最前列、鳩の被り物で、はとポッポ歌いながらブーイングって。謎!なのはもちろんのこと、楽しんでらっしゃるんだろうなあというのが伝わったきてほっこりしました。

…そしてそんな個性的な人がいるからといって、自由すぎて変な雰囲気になってるかというとそうじゃない。とても過ごしやすい、バスケを楽しめる環境がそこにはありました。何故?と言われるとなかなか難しいので、またそれを突き止められるようにおかわりしないといけませんね。うへへ。

 

 

 

 

試合・選手について

 

 私がアスフレについて事前にもっていた印象。それは、「日本人選手で点をとれるチームを目指しているが、なかなか上手くいっていない」というものでした。

そして、この状況は私の一推しチームである滋賀レイクスターズと多少なり似ているなと思っていました。SNS等で入ってくる情報から元々好感をもってはいましたが、アスフレを応援しに行こう、と思ったのは、この点が大きいかもしれません。

 

そう、この試合については、私は完全なるアスフレブースター(仮)として参加させていただきました。中立の立場ではなく、アスフレに肩入れして見ていたことをご了承ください。

 

 アスフレがB2東地区6位なのに対して、対戦相手の熊本ヴォルターズは西地区の2位。下馬評はもちろん熊本圧倒有利、、という状況での試合でした。

 

まず最初にそうかこの人か…!と思ったのは、日本代表候補にもなった熊本の中西良太選手。

 


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正面からの写真がなかったので、体格のわかる写真を。公称200cmらしいのですが、もっと大きいんじゃないかしら…。序盤からゴール下でファールをもらってフリースロー…という場面を何度も見ました。なんとその数16本。得点17点のうち11点がフリースローでした。なんと。

B1でも日本人ビッグマン、特に若手ビッグマンは人材不足の現状です。B2を今まで現地観戦したのは2試合しかありませんが、やはりB2で中西選手のレベルとなるとミスマッチが起きるのは必然なのでしょうか…。体格に恵まれ、体をぶつけることを厭わない選手。これはまず、生で見れて良かったです。

ちなみに、中西選手について色々調べてみたのですが、個人的なエピソードであったりインタビューが出てこなくて。あまり人となりや背景がオフィシャルな言葉で追いかけられませんでした。今後の動向も追いかけていきたいな、と、後からつい調べてしまうほど、目立った選手、チームの核となっていた選手という印象を受けました。

 

そんな中でもアスフレさん、なんとか攻守に食らいつき、前半は一点差で折り返します。

 

そして第3Q序盤。アスフレに何かが舞い降りたんじゃないかという怒濤の攻撃が!

 

その中心となっていたのは、西山達哉選手と、増子匠(ますこたくみ)選手でした。この日、二桁得点で、プレイタイムも30分超えの両選手。日本人選手で得点できるという、アスフレが目指すのであろう形をこの3Qでみせてくれたんじゃなかったでしょうか。

 

西山選手。すみません、ド直球で好きなタイプの選手でした。ボールのコントロールしつつ、攻撃的なドライブをしかけてゴール下ぶち抜くこともできつつ、アシストも決めつつ、フリーになったらスリーも決めつつ。好きが詰まってる…!そしてイケメン紐。(ここ重要)


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 コートサイドで見てると、ボール運びの力強さと速さがよく伝わってきました。試合展開としても、西山選手がファールをもらってベンチに下がったところから、少し不穏な空気になっていたと思います。アスフレゲームメイクの中心を担う選手なのでしょう。

 

増子匠選手。柔和なお顔だちなのですが、動き始めると決めるとこ決める。身長も187センチでそこそこ高くて、シュート決めつつ体もはりつつ、鮮やかにドライブしてインサイドにも切り込みつつ。色んなところからアグレッシブにゴールを狙う人だと見ました。合ってたらいいな。

 


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最後の挨拶のときの写真しかなくてごめんなさい。しかもピントをルークにもっていかれてる。(ルークのお顔が整いすぎだからか…)

 

この増子選手、神奈川大学のご出身だそうです。神奈川大学といえば…そう、私が初めて好きになったバスケ選手である、綿貫選手の後輩なのです。入学当初、三回生だった綿貫との1on1で大学リーグの現実を知ったんですって。バスケ界狭いー!

詳しくは下のリンクから、インタビューを読んでみてください。大変面白かったです。ストリートバスケのSOMECITYにも参加されてたみたいで。こんな記事を公式HPで載せてくれるの、いいなあ。

 

増子匠「個からチームへ」 - アースフレンズ東京Z

 

で、この二人が牽引する最高の後半立ち上がりを見せたものの、やっぱり熊本は強かった。アスフレのオフェンスリズムが悪くなった隙に、一気に追い上げられ、突き放され、悔しい結果となりました。

 

最後にもうひとり。とても気になった選手がいたので言及させてください。コートサイド席からはベンチの様子がよくわかるのですが、そこに人一倍大きな声を出す選手がいらっしゃったんです。

 


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中村友也選手。右側の方です。ビッグマンで、83年生まれの35歳。プレイタイムはこの日、ありませんでした。年齢的なところと、ベンチ内での様子を見ると、若手のメンター的ポジションをこなすベテラン選手のように見えました。プレーは全く見てないけど、その掛け声だけでそちらを見てしまうほど。

そして、驚いたのが、最後のハイタッチ。アスフレのハイタッチはすごく丁寧だよ!とは聞いていたのですが、先頭だった中村選手で度肝抜かれました。手を握って、目を見ようとして、一人一人と向き合おうとしてくれたのが伝わったんです。軽く感動しました。プレー見てないけど好きになった。是非次に見るときは、プレーを見たいです。

 

ちなみにこの中村選手、バスケ好き芸能人でお馴染みの中村昌也さんのお兄様だそうです。あ…すんません…ハロヲタとしては…マジすんません…。(察してください)

 

 

 Zgirlsについて

 

私が今回わざわざ遠征した理由。それは、この動画がきっかけでした。

 

www.youtube.com

 

Zgirlsのディレクター兼チアのFukaさんが今シーズン限りで、現役を卒業するとの一報。Fukaさんと言えば、Zgirlsを作った人。チアさん込みでB.LEAGUE大好きな私としては、どうしても一度は見たかった人でした.今シーズンを逃せば、二度とFukaさんが踊っているところを生で見ることはできない。そう思って、1か月前から仕事を調整し、旦那に遠征の許可をとり、慌ててコートサイドの座席を取りました。それだけのことをしても、一度見たかった方。

 

アスフレに素敵なチアさんがいる、ということは知っていましたが、背景や考え方も含めて素晴らしいなと思ったのは、以下のhangtimeのインタビューを読んでから。Fukaさんの考え方が色々書いてあるので是非読んでください。人前でコンビニの袋を持ち歩かない、とか、下手なアイドルよりも忠実なイメージをもってチームを作られていることがわかります。

 

hangtime-magazine.jp

 

また、アスフレの公式HPに、卒業を決められてからのFukaさんのインタビューが載っていました。そこでのFukaさんは「謙虚であり、真面目であり、洗練されている、おしとやかな女性」をZgirlsには目指してほしいと言われています。ディレクターとして、どのようなチームを作り上げたいかという明確なビジョンがあり、それに向けて努力をし、結果として多くのファンを獲得している。しかも、並行してお仕事もされながらです。もうFukaさんの言葉を読むだけで、信念を持った素敵な女性だということがわかるじゃないですか。憧れるじゃないですか。会ってみたくなるじゃないですか!

 

生で見たZgirls。Fukaさんがおっしゃっていたことはもちろん、私の抱いた印象は、清楚で、可憐な女性たちでした。衣装も紺と白で、必要以上に華美ではない。ダンスも派手すぎないけど盛り上がる。きちんとコンセプトがあって、そこに忠実な魅せ方をされているんだと思います。もちろん、チームのために大きな声を出す場面もあり、プロフェッショナルなチアさんたちだなぁと生で見て改めて感じました。

 

言葉を尽くしてもこの魅力はなかなか語りきれないので、チア好きの方は是非一度見てください。とにかくいいから生で見てきてください。見に行って。見に行こう。

 

旗振りFukaさん。レアだったらしい。ちょっと暗いけど。

 

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この紺×白の衣装が可愛すぎてね…本当に可愛い…最高に清楚で最高にお上品。

 
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Fukaさんも堪能したのですけど、もうお一方だけ。Eriさんの弾ける笑顔が強烈に焼きついています。一目見ると忘れられないと思う、この笑顔。目を惹かれました。笑顔だけで幸せになれるって、きっとこんな笑顔のことを言うんだなって。

 
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シャッター速度が足りないなりに、素敵に撮れました。満足。

 

 

 

まとめ

 

楽しかった。それに尽きる。

普段と異なるカテゴリで、異なるチームを応援する楽しさ。

普段と違う場所で、異なるバスケの魅力を発見する楽しさ。

それが大田区総合体育館で良かったです。とっても充実したひと時を過ごせました。

 

浮気性かもしれないけれど、また、たまには遠征しよう。

新たなバスケの楽しさを見つけられた旅でした。

 

 

せっかくバスケをこれだけ好きになったんだから、

いっぱい楽しまないと損!と私は思っています。

遠いから、とか、時間がないし…と悩んでいる方がいたら、

ちょっと足を伸ばしてでも、時間をひねりだしてでも、

行ってみたらいいんじゃないかな。

見られるときに、目に焼き付けておきましょう。

チームも、選手も、そして、チアさんも!