2018.9.1 奈良vs京都 観戦ログ
こんにちはこんばんは、さっちょんです。
2018-19シーズン開幕が近づいて参りました!!!個人的には6月以来のバスケ生観戦!!!もうね、本当に、
バスケって楽しい!!!!
と感じることができる面白い試合でした。
ということで、奈良と京都のプレシーズンマッチの試合観戦レポートでございます。プレシーズンマッチにつき、詳細スタッツも映像配信も手元になく、記憶だけを頼りに書いております。曖昧なこともちょいちょい出てくるかもしれませんが、ご容赦くださいませ。
色々あったあとですが、試合の観戦記です。ひたすらコート上の選手の良かったことを書きなぐっておりますので、ご了承ください。
まずは、最強可愛いシカッチェと、最強営業力のタツヲだよ。
バンビシャス奈良。昨季は、強豪ひしめくB2西地区で6位。今季は立て直しをかけて、選手をがらっと入れ替えてきたというチーム。新生バンビシャスのお披露目ゲームでした。
対して京都ハンナリーズは、8名の選手で戦います。全員が昨季もハンナリーズに在籍していた選手ではありますが、インサイドで大きな役割を果たしていた選手を欠いており、戦術を大きく変えざるを得ない状況だったと思われます。更に、スタメンPGの伊藤達哉がDNP。負傷なのかもしれませんが、一応普通に歩く様子は見られました。7人で戦うゲーム。体力的には不利。
果たしてどうなる、という試合でした。
試合詳細はこちらから。
プレシーズンゲーム@奈良・天理
— 京都ハンナリーズ (@kyotohannaryz) September 1, 2018
バンビシャス奈良vs京都ハンナリーズ
試合終了
奈良82 - 京都87
1Q 24-26
2Q18-17
3Q16-19
4Q15-11
OT9-14#Bリーグ #ハンナリーズ #バンビシャス奈良 pic.twitter.com/BozcLilOoA
【試合結果📊バンビシャス奈良82ー87京都ハンナリーズ】
— バンビシャス奈良 (@bambitiousnara) September 1, 2018
ヘッドコーチコメント・試合結果詳細➡https://t.co/ZRevBfjIz5 pic.twitter.com/sC02WJfRV5
第1Qでまず目立ったのは、キャプテンうっちー(内海)。普段はエース岡田に隠れることも多い彼ですが、最初から精度の高いスリーポイントをずばずばと。3本は決めてました。ブザービーターも。みなぎる闘志。背中で見せてくれたのかなあと思います。
そしてジュリアン(マブンガ)。最初からブロックショットをひとつ、ふたつと決める。オフェンスやテイクファールで目立つなら分かるんですが、ディフェンスでのここまでの気合いって滅多にないんじゃない…?という、気迫のブロックでした。
対するバンビシャス奈良。とりあえずこの人の名前を叫ばせてください。
23番、よこえ、ゆたかー!!!
なぜこんなに私が横江さんにこだわるかは、この記事を読んでいただけたらわかるかと思います。滋賀一筋だった彼の、新天地でのお披露目がこの試合だったわけです。
もうね、スタメンとして出てきて第1Qからキレッキレでした。横江のおしゃれパスからパーマーのスリー(昔からのレイクスブースター歓喜!ですよね?)とか、隙を逃さずさらりとスティールしたりとか。もう試合全体を通して、ゴール下まで切り込む切り込む切り込みまくる!レイクス時代は並里の控えPGだったこともあって、試合を落ち着けるような役割を担っていた印象でしたが、スタメンPGとして色んな引き出しを見せてくれました。これ絶対レイクスブースターさん奈良に行った方がいい。躍動する横江さんが見れる。私は格好良すぎて泣きそうになった。横江さん起点のステップ踏みながらのインサイドアウト、お腹いっぱいだったはずなのに既におかわりしたいもん。
前半は贔屓目抜きにして(多分)横江さんの鮮烈なデビュー戦という感じでした。ただ、その雲行きが危うくなったのは2Q途中でのパーマーの負傷退場。マブンガとパーマーがマッチアップしてる中で、二度ほどコートに倒れこむ接触がありまして。(私が見た限り)パーマーの手が意図せずマブンガの首に当たってしまったようで、パーマーが下になって倒れこんでいました。その結果、両者どこか(頭?)を打ったのかしばらく起き上がれず。パーマーは大事をとってそこから欠場となりました。その後Twitterを見た限りでは、大事に至ってないようで良かったです。
少し話はそれるのですが、二人ともが起き上がるまでに5分ほど時間を要したんですね。起き上がる前か、起き上がった後か、記憶が定かではないのですが、とあるバンビーナス(チア)さんが「Let's go Bambitious!」と体育館に響き渡る声でチアされてました。だから私、チアさんは大好きだし尊敬するなぁと思った一幕でした。遠くて顔がわからなかったのが残念。またチェックしないと。
あ、バンビーナスの話題が出てきたので、最高に美しいHarukaさんのお写真をご覧ください。
閑話休題。
第2Qで他に印象的だったことと言えば。奈良のエースシューター小松秀平選手が、このクォーターでとても鮮やかなスリーを決めていました。貫禄のお残し。すると仕返しとばかりに、ゴール正面からジュリアンが決め返してました。おそらくその間10秒くらい?だったかと。こっちのスリーが美しいと思っていたら、そっちも決めてくるか!と、会場がどよめいていたように思います。
スリーポイント。そうなんです、この試合、明らかにハンナリーズ側のスリーポイントの割合が高かったと思います。要因としては、強力なセンタープレイヤーがいないことと、バンビシャスのスリーに対するディフェンスやチェックが緩めだったこと(プレだからか?戦略的なものか?)があるかなと。去年はインサイドでごりごりに押し込むことも多かったチームなので、別のチームに見えました。同じ選手ばかりなのにね。出場選手7人中、5人がスリーを決めてました。攻め手のオプションが少ないのかもしれませんが、万遍なくいろんな選手がゴールにアタックして得点をしていたので、その点では見ていて楽しかったです。
そして第2Qからどんどん目を惹くようになったバンビシャスの選手が、この方。
知る人ぞ知るバンビシャスのベテランイケメンプレイヤー(っていう認識ですけど合ってますか?)SFの本多純平選手でございます。2013年からずっと奈良。ちなみにキャリアのスタートは滋賀だそうです。知らなかった。とにかくなんでもしてらっしゃいました。ドライブから切り込むこともするし、絶妙なアシストを出す場面もあったと記憶しています。何よりベンチからとにかく声を出す。嫌な雰囲気になったらとにかく声を出す。今季のバンビシャスのキャプテンだそうです。彼がMIPをとる活躍をしたっていうのは、きっと奈良ブースターさんには嬉しいことなのではないだろうか。そんな本多さん、試合後のインタビューで「勝ちたかった」とおっしゃっていました。プレシーズンですが、その闘志をもって試合に臨まれていたこと、観客にも十分伝わっていましたよ。
そんな第2Q。途中でハンナリーズの得点ペースが大分落ちたりもしましたが、最後は綿貫瞬のブザービーターで、ハンナリーズリードで前半を終えました。この辺からうっすら思っていました。これ本当にプレシーズンマッチ?両者結構本気やで?と。
その本気度合は後半戦、特に顕著になります。第3Qは横江のバスカンからスタート。おやおや?と目を惹いたのが、バンビシャス奈良27番石塚裕也選手。後ろ姿しか撮れなかった。
西宮から今季移籍してきたSF/PFの選手です。注目ポイントはリバウンド、とプログラムには書いてありましたが、マルチな活躍をされてました。リバウンドから一気にドライブを仕掛けた場面もあったし、シュートも結構入れてたかと思います。一番ワクワクしたのは、上述した本多選手からアシストをもらって難しそうなレイアップを決めた場面。リングへのアタックもどんどんされていたので、もっと活躍を見たいなぁという選手でした。注目。昨年は寺下選手が好きだったので、どんな風に奈良のフロントコート陣が変わってくるのかなぁとますます楽しみです。
そして第3Q、ハンナリーズ的に盛り上がったのはやっぱり彼の得点シーンではなかろうか。頓宮裕人。今のハンナリーズで、唯一ポジション表記にCとつく人です。ただし、昨年までは育成枠、といっても過言ではなかったでしょう。それが今季は、おそらく、おまえがやらなきゃ誰がやる、となる人。試合中、交代やTOの度に、炎さんやジュリアンやらから指導を繰り返されていました。彼が得点すると、とてもとてもブースターは盛り上がるんです。でも、いちいち反応しないくらいに当たり前にならないと。とんとん、覚醒を祈って、応援し続けるシカない。ブロックショットも格好良かったよ。盛り上がったよ。
そんなこんなで一進一退。ついに最終クォーター。お互い譲らず。これ本当にプレシーズンマッチ?てな状態で試合は進みます。
実は、第3QまではきちんとTwitter等々で記録をしておったのですが、第4Qは試合にのめり込みすぎてなーんにも記録が残っていません…。オフィシャルタイムアウト終わったあたりから、声張り上げて張り上げてですぐに時間が過ぎました。楽しい時間は一瞬。
そして、 まさかの、オーバータイム!これ本当にプレシーズンマッチ?
4Q残り0.9秒でハミルトンがレイアップを決めます。残り4秒辺りで横江さんが無理な体勢からシュートを打って、外して、そこで終わったかと思ったのですが…リバウンドを必死でとった奈良の執念が勝ったのでしょう。会場大興奮でした。
そして、白熱のオーバータイムを超えて、最後は京都の勝利で試合は終わりました。京都に勝因があった、というより、奈良のミスが痛かったように思いました。簡単にターンオーバーを許したのが痛かったり、リバウンドがとりきれなくて攻撃回数を減らしてしまったり。
その、リバウンド。
そろそろ、大好きな選手の話をしてもいいですか?
綿貫瞬選手。
私が初めて好きになった、思い入れの深いバスケットボール選手です。彼のボール運び、ドライブ、そして、ポストプレー。何度かこのブログで触れていますが、たまらなく好きなんですよ。そんな彼ですが、昨シーズンの終盤は試合に出られていませんでした。負傷や脳震盪が重なって、最終戦でベンチにいることもできなかった、という状況でした。だから、この日久しぶりにコートの上の綿貫選手を見られて本当に嬉しかった。大好きな選手のプレーが見られる、それを応援できる、それは本当に幸せなこと。この日はもう1人のPGであるタツヤがDNPで、しかも延長戦にまで入ったので、プレイ時間は相当長かったです。最後はずっと肩で息してました。
それでも、やっぱり彼のプレーには痺れる。その最たるものとして、彼を好きな人が多くあげるんじゃないかな、というのが、リバウンドなんです。かれはPGで、身長も178cmでそんなに高いわけでもありません。なのに、なぜか長身選手に混ざってリバウンドに跳んで、なぜかその手にボールを抑えるんです。綿貫瞬が返ってきた!って心から思ったのは、あのやたらとタイミングの合う跳躍を見たとき。そして、延長戦残り1分頃に、高く跳んでもぎとったリバウンドを見たとき。4年前にたまたまハンナリーズを見に行って、たまたま綿貫瞬を見つけることができて、本当に私は今幸せだと感じたのです。やっぱりバスケを見るのはとっても楽しい。
ということで、最初に書いた結論に至ったのでした。
また今季も、見た試合はできるだけ観戦レポートをあげたいです。できたら、いろんなチームの試合を見て、素敵な選手をたくさん見つけられたらいいなと思っています。きっとまだまだ、ワクワクさせてくれる選手がたくさんいるはず。
もちろんマスコットにもワクワクしますよ。
おててつないで。可愛い。
それでは。
ハンナリーズの選手が、バスケ界のイメージを傷つけたのは事実。そこは重く受け止めて、今後をきちんと考えるべき事案。
— さっちょん@9/1 奈良vs京都 (@34Lakes909) September 1, 2018
だからこそ、今日のバンビシャスさんからのエールは、先の見えないこの課題に立ち向かう力をくれた。そういうことだと思う。
本当にありがとうございました。
がんばろう京都!
だからこそ、次は伝える側にならないといけないな、とより一層思うのですよ。
— さっちょん@9/1 奈良vs京都 (@34Lakes909) September 3, 2018